紀元前5千年紀(きげんぜんごせんねんき)は、西暦による紀元前5000年から紀元前4001年までを指す千年紀(ミレニアム)である。現在からおよそ6000年?7000年前に当たる。
時代
完新世の気候最温暖期。
世界各地で海面が上昇し、海域面積が広がる。海面は今より3?5メートル高かった。
日本では縄文海進の最盛期で、日本列島は完全に大陸から切り離される。
東南アジアのスンダランド、オセアニアのサフル大陸が幾つかの島嶼部に分離する。
ベーリング地峡が水没し、ユーラシア大陸東端と北アメリカ大陸西端が分離する。
ドーヴァー海峡が広がり、ヨーロッパ大陸からグレート・ブリテン島が分離する。
日本では縄文時代前期。
中国長江上流域で大渓文化、長江下流域で河姆渡文化、黄河流域で仰韶文化、遼河流域で紅山文化。
古代エジプトで新石器時代。
できごと
紀元前5000年頃 - 紀元前3400年頃 - メキシコ南部のオアハカの低地(テワカン谷)の人々がトウモロコシの栽培を始めた。[1]最初は野生のトウモロコシを採集していたが、紀元前3000年頃には野生種に改良が加えられ、穂軸が大きく、粒の落ちにくい栽培種ができあがる。
紀元前5000年 - 紀元前3000年 - フランスのブルターニュ地方のカルナック列石が作られる。
紀元前5000年頃
ギリシャ・テッサリア地方で、新石器文化の農耕民の集落が栄える。代表はセスクロ遺跡
千年紀世紀
紀元前 (BC)
BC11千年紀以前 - BC10千年紀 - BC9千年紀 - BC8千年紀 - BC7千年紀 - BC6千年紀 - BC5千年紀
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