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千年紀:紀元前4千年紀
世紀:前34世紀 - 紀元前33世紀 - 前32世紀
この時期大きな気候変動に見舞われたサハラ砂漠。良渚文化。浙江省杭州市良渚を中心に発展した長江文明の一つ。画像は精巧な細工を凝らした良渚文化を代表する玉璧。
紀元前33世紀(きげんぜんさんじゅうさんせいき)は、西暦による紀元前3300年から紀元前3201年までの100年間を指す世紀。
出来事
太陽活動の変化により大規模な気候の変動が起こった。氷河が拡大して地上を覆った。気温は最低レベルまで落ちた。
それまで生物の住める環境だったサハラ砂漠が砂漠化した。
紀元前3300年頃
エジプトは銅器時代(ナカダ期)。
上エジプトと下エジプトが並立し、エジプト文明の原型となった。
エジプトで筆記用に粘土・骨・象牙が使われるようになった。これは現存する最古の筆記具である。
インダス文明は領域形成期(ハラッパーI期またはラーヴィー期( - 紀元前2800年))。
イタリア・アルプスの氷の中から1991年に発見された冷凍ミイラの「アイスマン(エッツィ)」が遭難した。
この男性は作りかけの弓矢や精錬された銅製の斧を所持しており、熊の毛皮でできた靴を履いていた。[1]。
またこの男性のY染色体ハプログループは、非印欧語族系のG2a2a1b(G-L91)であることが判明した。
ウルクでピクトグラムが使われ始めた。
紀元前3300-3000年
「ウルクの貴婦人(英語版)」(イラク国立博物館蔵)が作られた。
彫刻の施された「ウルクの大杯」(イラク国立博物館蔵)が作られた。
紀元前3300-2200年 - 中国の長江下流域で良渚文化が展開する。
主な人物
クリシュナ - インド神話に登場する英雄
アイスマン(エッツィ) - イタリアアルプスで暮らしていた男性。40代半ばの頃にアルプス山頂付近で殺害された可能性が高い。その遺体は寒さによってミイラ化した状態で1991年に発見された。