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千年紀:紀元前3千年紀
世紀:前28世紀 - 紀元前27世紀 - 前26世紀
ルーヴル美術館に収蔵されるイムホテプの像。エシュヌンナ。この時期までに主神エンリルを中心とするシュメールの神々の神格がまとめられた。エシュヌンナの都市神はエンリルの息子ニンアズで後世にはティシュパックと習合した。画像は紀元前2750-2600年頃のものとされるエシュヌンナのテル・アスマルの宝庫(英語版)で発掘された男性礼拝像(メトロポリタン美術館蔵)。
紀元前27世紀(きげんぜんにじゅうななせいき)は、西暦による紀元前2700年から紀元前2601年までの100年間を指す世紀。
出来事
紀元前2900-2334年 - メソポタミアのシュメール都市国家で戦争が続いていた。
紀元前2775-2650年 - エジプトで戦争が起こる。
紀元前2750-2600年 - スリランカのダンブッラで人骨が発見された墓地遺跡ができた。
紀元前2700年代
紀元前2700年頃
現存する最古の木であるメトシェラが生まれる。
中央アメリカでトウモロコシの栽培が始まる。
エジプト初期王朝時代が終わり、エジプト古王国時代となる。
ザグロス山脈周辺の文明は原エラム期から古エラム期(エラム古王朝・アワン朝)に移行。
『エンメルカルとアラッタ市の領主』の説話で知られる「アラッタ」はこの時期のエラムの都でありシャハダード(英語版)遺跡に比定される。
シュメールではユーフラテス川中流域のキシュが衰退し、下流域のウルやウルクが繁栄。
『ギルガメシュとアッガ(フランス語版)』にはキシュ王アッガをウルク王ギルガメシュが捕虜とした説話がある。
インダス川流域シンド地方ではコト・ディジ文化が展開。
紀元前2690年代
紀元前2697年 - 黄帝紀元によると黄帝がこの年(癸亥)に中原を統一し、中国文明が始まったとされる。
紀元前2680年代
紀元前2686年頃
エジプト初期王朝時代が終わった。
エジプト古王国が建国された。
紀元前2686年 - カーセケムが死去してエジプト第2王朝が終わった。