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千年紀:紀元前2千年紀
世紀:前16世紀 - 紀元前15世紀 - 前14世紀
紀元前15世紀(きげんぜんじゅうごせいき)は、西暦による紀元前1500年から紀元前1401年までの100年間を指す世紀。ボアズキョイ(ハットゥシャ)の獅子門。ボアズキョイは紀元前17世紀から紀元前13世紀にかけて繁栄したヒッタイト王国の都。ハトシェプスト女王葬祭殿。ハトシェプスト女王の側近で建築家でもあるセンムトによってルクソールに建てられた。デル・エル・バハリ(アラビア語で「北の修道院」)とも呼ばれる。「トトメス3世のガラス杯」。「エジプトのナポレオン」の異名があるトトメス3世の時代に領土は拡大し、交流が頻繁になるとともに東方の新しいガラス製法も伝来した。画像はコアガラス製法によるトトメス3世の銘がある杯(ミュンヘン国立エジプト博物館(英語版)蔵)。クノッソス宮殿の壁画「パリジェンヌ」。神に仕える巫女を描いたと考えられるがその現代風な小粋な横顔から「パリジェンヌ」の名がつけられている。クレタ島のイラクリオン国立考古学博物館(英語版)蔵。バアル神。地中海東岸のウガリットが繁栄したのはこの時期のことであり、遺跡からは「ウガリット神話」で有名な嵐の神バアルの神殿も出土している。画像は稲妻を持つバアル神の浮き彫りで、ルーヴル美術館に所蔵されている。
出来事
紀元前1500年代
紀元前1504年 - 1429年 - エジプトがヌビアと地中海の沿岸を征服。
紀元前1500年頃
アフリカのヌビア(スーダン)ではケルマ文化(英語版)が衰退する(紀元前2500年頃 - )。
アナトリア半島のヒッタイト人が人工鉄(鉄の精錬法)を発明。
地中海東岸のウガリットの繁栄( - 紀元前1200年頃)。
この時期にウガリット文字が生まれる。これは従来の楔形文字を大幅に簡略化し、表意文字から表音文字に転換させたものである。
フルリ人のキルタがワシュカンニを都としてミタンニ王国を建国。
ワシュカンニの位置は未詳だが、イラク北部のモスルダム湖からこの時代のケムネ宮殿(英語版)が発見されている。