紀伊國屋書店
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この項目では、書店の紀伊國屋について説明しています。そのほかの紀伊國屋については「紀伊國屋」をご覧ください。

株式会社紀伊國屋書店
KINOKUNIYA COMPANY, LTD.新宿本店
(2023年12月)
種類株式会社
本社所在地 日本
153-8504
東京都目黒区下目黒三丁目7番10号[1]
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度37分42.7秒 東経139度42分40.1秒 / 北緯35.628528度 東経139.711139度 / 35.628528; 139.711139座標: 北緯35度37分42.7秒 東経139度42分40.1秒 / 北緯35.628528度 東経139.711139度 / 35.628528; 139.711139
本店所在地160-0022
東京都新宿区新宿三丁目17番7号
北緯35度41分32.1秒 東経139度42分10.8秒 / 北緯35.692250度 東経139.703000度 / 35.692250; 139.703000
設立1946年1月16日
業種小売業
法人番号4011101005131
事業内容和洋書籍・雑誌、事務機器、文房具、情報文献、視聴覚教材、教育設備の販売、出版、映像商品、書誌データベース制作、ホールの経営など[1]
代表者

代表取締役会長 高井昌史

代表取締役社長 藤則幸男[1]

資本金3600万円[1][2]
売上高

連結:1306億787万3000円[3]


単独:968億8521万4000円[4]
(2022年8月期)
営業利益

連結:36億6621万8000円[3]

単独:3億3600万3000円[4]
(2022年8月期)
経常利益

連結:46億8092万2000円[3]

単独:10億6482万3000円[4]
(2022年8月期)
純利益

連結:31億7919万8000円[3]

単独:6億5999万9000円[4]
(2022年8月期)
純資産

267億3151万円
(2022年8月31日現在)[4]
総資産

614億2512万円
(2022年8月31日現在)[4]
従業員数5,000人[1]
決算期8月31日
主要子会社株式会社エヌ・ビー・シー
関係する人物田辺茂一(創業者)
松原治(元社長)
外部リンクhttps://corp.kinokuniya.co.jp/
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株式会社紀伊國屋書店(きのくにやしょてん、: KINOKUNIYA COMPANY, LTD.)は、日本書店出版社である。

書籍のほか、文具雑貨CDなどを販売する店舗を国内外に展開、オンラインストアの運営のほか、全国およそ200の機関で大学図書館を中心とした図書館業務のアウトソーシングも手掛けている。オリコンチャート加盟店である。
概要

1927年1月22日創業、1946年1月16日法人設立[1]登記上本店は、東京都新宿区新宿三丁目17番7号(新宿本店)。本社事務所は、東京都目黒区下目黒三丁目7番10号。ナショナルチェーンとも呼ばれる日本全国に店舗をもつ有力チェーン書店であるのみならず、アメリカ合衆国東アジア東南アジアオーストラリアアラブ首長国連邦にも進出している。

創業者の田辺茂一は、書店業界の実力者および文化人として有名であった。また、田辺の片腕として活動した松原治はその後、2012年に没するまで日本の書店業界の中心人物として活躍した。

紀伊國屋演劇賞を主催し、紀伊國屋ホール紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAタカシマヤタイムズスクエア南館内)と劇場を2か所経営している。

出版部門は、PR誌『scripta』と人文書が中心である。他社において「営業部」「販売部」と呼ばれる出版営業を扱う部署は、「ホールセール部」と呼ばれる。

日本最大級の洋書専門店である Books Kinokuniya Tokyo(東京・新宿)は、英語書籍のほか、フランス語ドイツ語スペイン語イタリア語ベトナム語中国語(簡体/繁体)、韓国語の書籍を扱っている。

国内の洋書・海外マガジンの取扱は一部の店舗での扱いで、英語書籍 23店舗、海外マガジン 17店舗、フランス語書籍 4店舗、ドイツ語書籍・スペイン語書籍 3店舗。イタリア語書籍 2店舗。ベトナム語書籍・韓国語書籍・中国語書籍(簡体/繁体)1店舗で扱いがある。(2024年3月現在)[5]

外商部門は学術研究用に各種商用データベース(DB)の代理店もしており、1996年に一部のDBにつき丸善・Knight-Ridderと設立したKMKデジテックス(2000年にジー・サーチDialogサービス事業部が承継)に営業譲渡をした。1986年からOCLC FirstSearchを、代理店として日本国内の図書館へ提供している。2021年6月に、学術資料のデジタル化及びグローバル化に対応した新たなNACSIS-CAT/ILLシステム構築を受託しており、教育研究環境のトータルコーディネイトに力を入れている。

2013年には株式会社エヌ・ビー・シーを子会社化し、文房具、雑貨、カレンダーの商品開発および販売力を強化して海外展開も拡大していく。

2027年1月に創業100周年を迎えることからにした店舗で無料配布している紙のブックカバーを模したオリジナルグッズを発売した。キャッチコピーは「今日も、本と一緒に。」である。

2022年11月フィリピンに初出店し地元書店チェーンのFully Bookedと提携し、日本語書籍を販売開始する。2023年6月にアメリカのジョージア州に初出店。アメリカで21店舗目となるアトランタ店をオープン。国内では2023年11月島根県山陰地方として初出店した。
社名の由来

創業者の田辺家の先祖は、紀伊徳川家の江戸藩邸に勤める足軽で、商売を営むことになった時に屋号として出身地にちなんだ「紀伊國屋」をつけたのが始まりである。最初は材木問屋だったが、その後炭問屋になり、田辺茂一の代で書店を開業して今に至る。江戸時代の豪商の紀伊國屋文左衛門とは関係ない。
沿革

1927年(昭和2年)1月22日 - 田辺茂一が現在の新宿本店がある場所にて創業。

1930年(昭和5年)2月 - 新宿本店を改築。

1931年(昭和6年)2月 - 新刊紹介誌「紀伊國屋月報」創刊

1933年(昭和8年)6月 - 紀伊國屋出版部を設立


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