紀伊佐野駅*
駅舎(2005年4月)
きいさの
Kii-Sano
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所在地和歌山県新宮市佐野三丁目9-2.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度40分48.02秒 東経135度58分14.88秒 / 北緯33.6800056度 東経135.9708000度 / 33.6800056; 135.9708000
紀伊佐野駅(きいさのえき)は、和歌山県新宮市佐野三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅である。 島式ホーム1面2線を有し、交換設備を備えた地上駅。駅舎は線路東側にあり、ホームへは遮断機・警報機付構内踏切で連絡している。ホームは狭い。 木造駅舎が残る。駅舎の外壁には駅近くにある和歌山県立新宮商業高等学校(現・和歌山県立新翔高等学校)の美術部により、派手な壁画が描かれていたが、白くされている。駅舎の内部には待合所が二部屋あり、大きい方は内壁が水色のペンキで塗り潰されており、出札口も上に板を被せた状態で、そのままペンキで塗り固められてしまっている。小さい方は大きい待合室の角に出入口があり、内部は狭い中に机や椅子が多く置かれている。 新宮駅管理の無人駅。改札口近くに自動券売機が一台設置されており、近距離の乗車券を買うことが出来る。
歴史
1913年(大正2年)
3月1日:新宮鉄道三輪崎 - 勝浦(現・紀伊勝浦)間開業と同時に、佐野村停留場として設置[2]。
4月17日:駅に昇格、佐野村駅となる。同時に交換可能駅[3]化。
1934年(昭和9年)7月1日:新宮鉄道の国有化により、紀勢中線の駅となる[1]。同時に秋津野駅に改称。
1940年(昭和15年)8月8日:路線改称により紀勢西線所属となる[1]。
1942年(昭和17年)4月1日:紀伊佐野駅に改称[3]。
1945年(昭和20年)8月:巴川製紙所新宮工場が操業開始。この頃、当駅から工場までの専用線が運用開始。
1959年(昭和34年)7月15日:再度の路線改称により紀勢本線所属となる[1]。
1986年(昭和61年)11月1日:旅客の職員配置を廃止(旅客の面では無人駅に)[4]。駅員は貨物の職員のみとなる。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)と日本貨物鉄道(JR貨物)が継承[1]。
1994年(平成6年)9月28日:専用線においてコンテナ貨物の取扱を開始[3]
1995年(平成7年)9月30日:巴川製紙所新宮工場の閉鎖により貨物列車の発着が廃止される[5][6]。翌1996年(平成8年)3月16日のダイヤ改正により設定も廃止[3]。
2008年(平成20年)4月1日:JR貨物の駅が廃止され、貨物取扱が正式に終了。
2021年(令和3年)3月13日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[7]。
駅構造