精進湖
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精進湖

定期航空機より撮影した精進湖
(2006年11月13日)
所在地山梨県南都留郡富士河口湖町精進
位置.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度29分27秒 東経138度36分30秒 / 北緯35.49083度 東経138.60833度 / 35.49083; 138.60833座標: 北緯35度29分27秒 東経138度36分30秒 / 北緯35.49083度 東経138.60833度 / 35.49083; 138.60833
面積0.5[1] km2
周囲長6.8 km
最大水深15.2 m
平均水深- m
貯水量0.0035[2] km3
水面の標高900 m
成因堰止湖
淡水・汽水淡水
湖沼型-
透明度- m
プロジェクト 地形
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精進湖(しょうじこ)は、山梨県南都留郡富士河口湖町にある富士五湖のひとつで、西から2番目、東から4番目にあたる。富士箱根伊豆国立公園の特別地域内にある[3]

富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の「富士山域」の一部として世界文化遺産の構成要素に含まれている。
概説

同じ富士五湖の西湖本栖湖と同一の水脈を有し、水面標高も同じ約900メートルで、湖水の水位が連動する傾向がある。最大水深は15.2メートルで河口湖と並び3番目の深さ。0.5平方キロメートルと五湖中でもっとも湖水面積が狭く、流入河川および流出河川はない。

2013年平成25年)6月22日、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産(富士山域)の一つとして、世界文化遺産(日本の文化遺産としては13箇所目)に登録された。
成因

富士山火山活動によって形成された堰止湖で、本栖湖西湖と同じ水位である。かつては単一の大きな湖(?の海(せのうみ))であったと考えられている[4]が、富士山の溶岩流でまず南西の本栖湖と分断され、『日本三代実録』に拠る864年貞観6年)の貞観大噴火の溶岩流によって西湖と分断された。この際には、溶岩流が湖水と接触したことによって水蒸気爆発が起こり、半円形のクレーターが形成されている(北緯35度29分18.5秒 東経138度36分35.6秒 / 北緯35.488472度 東経138.609889度 / 35.488472; 138.609889)[5]
名前の由来

精進湖という湖名は、富士参詣者が湖で沐浴して精進潔斎したことに由来する説や、(かつての単一湖「?の海」という名称も関連し)富士の背にあたることから「背地」(せのち)と呼ばれたとする説[注 1]がある(『甲斐国志』による)。
水質と生物相

栄養湖プランクトンが多く、湖色も緑色。1930年代の調査でも富栄養化していた[6]がそれ以降も富栄養化は進行している[7]ため、透明度は3メートル程度である。赤潮が発生することもある[8]ヘラブナワカサギブラックバス[9]タニシなどが生息している。
周辺

湖岸には、甲府から右左口宿を経て駿河国へ至る軍用道路である中道往還(現国道139号)が通る。精進湖北側から見る富士山は手前に大室山を配しているため、「子抱き富士」とも呼ばれる。前景は青木ヶ原樹海であり、樹海の中に中道往還国道139号)が走っているため、精進湖北側から望む富士山は手前に建造物がなく樹海の緑に覆われ、絶景である。

かつては湖北部に集落があったが、西湖で増水による被害が発生したのを受け、似たような地形にあった集落は、1972年昭和47年)頃に湖南部の中道往還国道139号358号)沿いの青木ヶ原樹海内に移住し、新居住地は移住地と呼ばれている。移住地には民宿が点在している。
中世の精進湖

中世には甲斐・駿河間の主要街道のひとつとして中道往還(国道139・358号)が利用された。中道往還は甲府盆地南部の右左口宿から右左口峠を越えて富士北麓に至り、精進湖・本栖湖を経て現在の静岡県富士宮市へ向かう。中世・近世には海産物の利用にも用いられ、女坂峠(阿難坂・精進峠)を抜けて甲府方面へ抜ける山道は「魚道」と呼ばれた。
観光.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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河口湖や山中湖と異なり開発されていない。北側から富士山方面を見ると、青木ヶ原樹海の中にある道路や建物が見えないため、湖、緑の樹海、富士山が見える大自然の絶景地である。都心から2時間半ほどで行ける。古民家も古くなり、空き家も目立ってきた。その対応として、「The Shoji」を代表するスポットを体験できるフットパスプログラム[注 2]などが実施されている。

パノラマ台:子供の足でも1時間ほどで登れる、精進湖と本栖湖の間にある標高1325メートルの山。精進湖と本栖湖湖畔からハイキングコース入口があり、山下には本栖湖、精進湖、西湖河口湖が見え、富士山青木ヶ原樹海が一望でき、晴天ならば富士山の横から駿河湾が見え、北西部側には日本アルプスが望める絶景に出会える。

諏訪神社:天井には百人一首が描かれている。

精進の大杉:国の天然記念物で諏訪神社の入口にそびえる別名「千年杉」。


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