粟屋憲太郎
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粟屋 憲太郎(あわや けんたろう、1944年6月11日[1] - 2019年9月11日[2])は、日本歴史学者立教大学名誉教授。専門は、日本現代史、とくに東京裁判の研究で知られる。
経歴

千葉県出身。東京大学文学部卒業後、同大学大学院人文科学研究科修了。神戸大学教養部講師・助教授立教大学文学部教授を経て、立教大学名誉教授、上海交通大学名誉教授。

澤藤統一郎が大学時代の同窓[3]
著書
単著

『昭和の歴史(6)昭和の政党』(
小学館, 1983年、同・文庫判、1988年/岩波現代文庫, 2007年)

『東京裁判論』(大月書店, 1989年)

『未決の戦争責任』(柏書房, 1994年)

『十五年戦争期の政治と社会』(大月書店, 1995年)

『現代史発掘』(大月書店, 1996年)

『東京裁判への道』(講談社選書メチエ(上・下), 2006年/講談社学術文庫(全1巻), 2013年)

共著

田中宏三島憲一広渡清吾望田幸男山口定)『戦争責任・戦後責任――日本とドイツはどう違うか』(朝日新聞社朝日選書], 1994年)

(NHK取材班)『東京裁判への道 NHKスペシャル』(日本放送出版協会, 1994年)

編著

『ドキュメント昭和史(2)満州事変と二・二六』(
平凡社, 1975年)

『資料日本現代史(2)敗戦直後の政治と社会』(大月書店, 1980年)

『中国山西省における日本軍の毒ガス戦』(大月書店, 2002年)

共編著

小田部雄次)『資料日本現代史(9)二・二六事件前後の国民動員』(大月書店, 1984年)

吉見義明)『十五年戦争極秘資料集(18) 毒ガス戦関係資料』(不二出版, 1989年)

伊香俊哉・小田部雄次・宮崎章)『木戸幸一尋問調書――東京裁判資料』(大月書店, 1989年)

高橋紘・小田部雄次)『昭和初期の天皇と宮中――侍従次長河井弥八日記』(全6巻, 岩波書店, 1993年-1994年)

吉田裕)『国際検察局(IPS)尋問調書』(全52巻, 日本図書センター, 1993年)

(安達宏昭・小林元裕)『田中隆吉尋問調書』(大月書店, 1994年)

(吉田裕)『国際検察局押収重要文書』(日本図書センター, 1994年)

前坂俊之・大内信也)『水野広徳著作集』 (全8巻, 雄山閣, 1995年)

(中園裕)『戦時新聞検閲資料』(現代史料出版, 1997年)

(中園裕)『敗戦前後の社会情勢』(全7巻, 現代史料出版, 1998年-1999年)

永井均・豊田雅幸)『東京裁判への道――国際検察局・政策決定関係文書』(現代史料出版, 1999年)

(竹内桂)『対ソ情報戦資料』(現代史料出版, 1999年)

茶谷誠一)『日中戦争対中国情報戦資料』(現代史料出版, 2000年)

ハーバート・ビックス・豊田雅幸)『東京裁判と国際検察局――開廷から判決まで』(現代史料出版, 2000年)

(黒田康弘)『言論・出版・集会・結社等臨時取締法制定資料』(現代史料出版, 2005年)

(中村陵)『十五年戦争極秘資料集 補巻47 総力戦研究所関係資料集』(不二出版, 2016年-2018年)

脚注^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.296
^ 粟屋憲太郎さん死去 朝日新聞 2019年10月18日
^靖国参拝についての粟屋憲太郎君発言に拍手する 澤藤ブログ「澤藤統一郎の憲法日記」2014年4月25日

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