かす(滓、糟、粕、残渣)は、原料となる液体や固体などから目的の成分を取り除いた後に残る不純物やあまりの部分。絞り残りなど。
酒粕 - 酒を濾過した「かす」。粕汁の材料や甘酒・粕取焼酎の原料として用いられるほか、漬物(粕漬け)の漬け床などに使用することもある。
おから - 大豆から豆乳を搾った「かす」。調理して食用にすることもある。(卯の花)
大豆粕 - 大豆から大豆油を絞った「かす」。醤油の原料や飼料に用いられる。
糠 - 穀物の精白過程で出た残り「かす」。米の糠は糠漬けに利用するほか、あく抜きに利用される。また、油脂を抽出してこめ油を採ることもできる。
天かす - 天ぷらを揚げたあとの揚げ「かす」。食品に混ぜるなど、食用とすることもある。(揚げ玉)
油かす
菜種から油を搾ったあとの残り「かす」。発酵させて有機肥料として使用する。油粕を参照。
食肉から食を取り出した残り「かす」を、煮込んで食用にすることもある。油かす (食品)を参照。
ワインの醸造に用いた葡萄の搾りかすを再発酵させ蒸留した酒としてグラッパやチャチャ 、ラキヤ、ツィプーロ
ウィクショナリーに関連の辞書項目があります。かす
この項目は、食品・食文化に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(Portal:食)。
更新日時:2020年7月5日(日)00:48
取得日時:2020/10/07 13:05