米穀年度の例米穀年度始期終期
平成22年度2009年(平成21年)11月1日2010年(平成22年)10月31日
平成23年度2010年(平成22年)11月1日2011年(平成23年)10月31日
平成24年度2011年(平成23年)11月1日2012年(平成24年)10月31日
平成25年度2012年(平成24年)11月1日2013年(平成25年)10月31日
米穀年度(べいこくねんど)とは、日本で米穀の取り引きに関わる年度のことである。11月1日から10月31日までの1年間を区切りとするが、日本の米穀年度は、会計年度のように年度初めの属する月の暦年ではなく、年度末の属する月の暦年がその年度となるので、前年11月1日から当年10月31日までとなる点に注意を要する[1]。例えば、平成22年(2010年)11月1日から翌年の平成23年(2011年)10月31日までの米穀年度は、年度末である10月31日の属する月の暦年すなわち平成23年度(2011年度)ということになる。
米は日本の主食であるため、日本の行政機関の1つである農林水産省が食糧管理法に基づき、その生産や流通までを長らくのあいだ一貫して管理してきた。米穀年度は収穫を基準にした年度であり、かつては米の収穫が11月ごろから始められていたため、11月1日が年度の始まりとされた。しかし、今日では収穫時期が早期化して9?10月には収穫が終わっており、実情に合わなくなっている。
脚注^ ⇒ミニマム・アクセス米に関する報告書 p.17(注1) 農林水産省
関連項目
年度
新米と古米
更新日時:2017年5月25日(木)23:16
取得日時:2020/06/17 21:09