株式会社 米朝事務所
Beicho office Co.,Ltd.種類株式会社
本社所在地 日本
〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満5丁目9-16
ダイヤパレス西天満201
設立1974年9月12日
業種サービス業
法人番号9120001070154
株式会社米朝事務所(べいちょうじむしょ)は、人間国宝の桂米朝や、桂ざこば、桂南光、桂米團治など米朝一門の大多数の落語家が所属する、落語芸能事務所。 もともとは、米朝が千土地興行(のちの日本ドリーム観光)所属から独立して活動していた際、マネジメントを担当していた田中秀武を社長(後に会長。2016年退任)に、米朝の個人事務所として設立したのが始まりである。関西の芸能界では吉本興業と松竹芸能の二つの芸能事務所の影響力が大きいが、米朝事務所は米朝の個人事務所から始まった経緯もあり、両社から直接影響を受けることはない。東京にも事務所があったが、経営合理化の一環として、2020年5月31日で閉鎖となった[1][2]。 基本的に米朝一門の落語家が中心であるが、後述のようにフリーアナウンサーの中井雅之が所属し、元タレントの上岡龍太郎のコメントの窓口を担当している。 米朝事務所の株式は米朝の他、米朝一門などの関係者によって保有されているが、米朝一門ではない著名人も株式を保有している。主だったところでは、石毛直道、イーデス・ハンソンが株主である[5]。かつては小松左京も株主であった(石毛に株式を譲渡)[5]。ハンソンは「株主総会が見たい」という理由で株主になった[5]。 米朝の著書によると米朝事務所は株式会社という企業形態である以上、株主総会を行っているが、正式な議事進行とともに一種の余興として総会屋のコントをしたことがある[5]。総会屋役はざこば(当時、常務取締役)が演じ、「西城秀樹は今、何歳や」と総会とは全く関係のない議題を振って混乱させていた[5]。通常の株主総会は陽が高いうちに行われるものであるが、米朝事務所の総会は会が終わって、そのまま繁華街に繰り出せるように夕方から行われていた[5]。 この節は語句の内部リンク、見出しのマークアップなどスタイルマニュアルに沿った修正が必要です。ウィキペディアの体裁への修正にご協力ください(ヘルプ)。(2022年5月) 現存米朝事務所所属噺家のみ(米朝本人および年季明け前でいずれ所属する者は記入)
会社概要
主な役員
代表取締役社長:(4人目)滝川裕久 - 2021年4月就任。
前社長:中川明(5代目桂米團治) - 2018年4月1日就任、2021年3月退任[3]。
専務取締役:関口弘(2代目桂ざこば) - 米朝死去に伴い、その後任として2015年就任(常務取締役より昇進)
常務取締役:森本良造(3代目桂南光)
(関連会社)エイティエイト代表取締役 - 三星清彦
所属タレント
株主
米朝一門
桂雀三郎
桂雀喜
桂雀五郎
3代目桂文之助
桂まん我
桂む雀
桂紅雀
2代目桂ざこば
4代目桂塩鯛
4代目桂米紫
桂鯛蔵
桂小鯛
桂出丸
桂わかば
桂ひろば
桂ちょうば
桂そうば
桂りょうば
3代目桂歌之助
桂米輔
桂鞠輔
桂あさ吉
桂吉弥
桂弥っこ
桂弥壱
桂よね吉
桂しん吉
桂佐ん吉
桂吉の丞
桂千朝
桂米二
桂二乗
桂二葉
桂二豆
5代目桂米團治
桂團治郎
桂米輝
桂慶治朗
桂米裕
桂米左
桂団朝
2代目桂八十八
3代目桂すずめ(三林京子)
噺家以外
中井雅之(フリーアナウンサー、タレント)
脚注^ 一行情報. 東京かわら版令和2年7月号. (2020-6-28). p. 96
^ 東京事務所は施設内に上方落語に必要な見台などの備品を常備、所属する落語家の東京エリアの落語会では会場に持参していたが、東京事務所の撤退により、大阪から持参する必要が生じている。