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を翻訳することにより充実させることができます。(2022年9月)翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。西半球安全保障協力研究所(にしはんきゅうあんぜんほしょうきょうりょくけんきゅうじょ、Western Hemisphere Institute for Security Cooperation, WHISC, WHINSEC)は、アメリカ陸軍の機関。旧「アメリカ陸軍米州学校」(U.S.Army School of the Americas, SOA)。 1946年、在パナマのアメリカ南方軍本部内にSOAとして置かれる。親米ゲリラに拷問技術・尋問法などの教育を施し、西半球すなわち中央アメリカ、南アメリカで親米軍事政権・独裁政権と、「反米」左翼政権の転覆を支援した。“修了者”たちは「反米」運動・レジスタンス運動の有力指導者の暗殺に関わったとされ、SOAも“School of Assassin”(暗殺学校)と蔑まれた。ただし、卒業後に反米路線に転じた者もいる。 2001年1月、ラテンアメリカ諸国の軍幹部に訓練を施す名目で、ジョージア州フォート・ベニング[注釈 1]に移転、機関名も改められた。公式の目的は「民主主義的価値観、人権の尊重およびアメリカ的習慣と伝統の普及」であり、研修受講生は「人権、法の支配、デュー・プロセス・オブ・ロー、軍隊の文民統制、民主主義社会における軍隊」について8時間受講する事になっている。 なお、「研究所」と改称しただけで、その存在目的はSOA当時と全く変わっていないとされている。 国卒業者
概要
著名な出身者
アルゼンチンレオポルド・ガルティエリ、ロベルト・エドゥアルド・ビオラ
ボリビアウーゴ・バンセル・スアレス、ルイス・アルセ・ゴメス
チリラウル・イトゥリアガ
ドミニカ共和国エリアス・ウェッシン・イ・ウェッシン
エクアドルギジェルモ・ロドリゲス・ララ
エルサルバドルロベルト・ダウブイソン