日本の政治家簗 和生やな かずお
生年月日 (1979-04-22) 1979年4月22日(45歳)
出生地 日本 東京都小金井市
出身校慶應義塾大学商学部
東京大学大学院経済学研究科
前職岡部英明衆議院議員秘書
日本経済研究所研究員
所属政党自由民主党(安倍派→無派閥)
公式サイト衆議院議員 やな和生オフィシャルサイト
簗 和生(やな かずお、1979年4月22日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(4期)。
国土交通大臣政務官兼内閣府大臣政務官、文部科学副大臣、衆議院安全保障委員長を歴任。 東京都小金井市生まれ(現住所は栃木県大田原市本町)[1][2]。桐朋高等学校卒業[3]。2003年(平成15年)、慶應義塾大学商学部を経て、2006年(平成18年)、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了[4]。自民党衆議院議員岡部英明秘書、日本経済研究所研究員を務める[3]。 2012年(平成24年)の第46回衆議院議員総選挙で栃木3区に自民党から出馬。前職でみんなの党代表の渡辺喜美に敗れたが、比例北関東ブロックで復活し初当選。 2014年(平成26年)の第47回衆議院議員総選挙では、前回敗れた渡辺を小選挙区で下し、再選した[5]。 2017年(平成29年)8月、第3次安倍第3次改造内閣で国土交通大臣政務官兼内閣府大臣政務官に就任した[6]。 同年10月の第48回衆議院議員総選挙では、渡辺の妹で希望の党公認で立候補した公認会計士の渡辺美由紀[7]を大差で破り3選した[8]。 2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で4選。 2022年8月10日に発足した第2次岸田第1次改造内閣において、文部科学副大臣に就任した。
経歴
政策・主張
憲法問題
憲法改正について、2017年の朝日新聞社のアンケートでは「賛成」と回答[9]。2021年の朝日新聞社のアンケートでは回答しなかった[10]。2021年のNHKのアンケートでは「賛成」と回答[11]。
集団的自衛権の行使に賛成[12]。
ジェンダー問題
選択的夫婦別姓制度の導入について、2014年、2017年、2021年のアンケートで「反対」と回答[13][9][11]。
2021年1月30日、本人を含めた自民党国会議員有志50人が、47都道府県議会議長のうち同党所属の約40人に、選択的夫婦別姓の導入に賛同する意見書を採択しないよう求める文書を郵送した。地方議員や市民団体は、地方議会の独立性を脅かす行為だとして簗らを批判した[14][15][16][17][18]。
同性婚を可能とする法改正について、2021年のアンケートで「反対」と回答[11]。
2021年5月20日、LGBTに対する理解を増進する法案を議論した自由民主党の会合にて、「生物学的に自然に備わっている『種の保存』に抗ってやっている感じだ」、「こうした主張を口に出来なくなる社会はおかしい」などと、差別的な発言をした[19][20]。発言に関する報道機関の取材に対しては「会議は非公開のため、発言について答えるのは差し控える」と回答した[19][20]。
クオータ制の導入について、2021年のアンケートで回答しなかった[11]。
2021年5月の自民党会合で性的少数者に関し「生物学上、種の保存に背く」との趣旨の発言をしたとされる。科学的根拠のない差別認識だが2022年11月17日参議院法務委員会でも発言は撤回せず。[21]
その他
特定秘密保護法は日本に必要だ[12]。
アベノミクスを評価する[12]。
原発は日本に必要だ[12]。
村山談話・河野談話を見直すべき[12]。
ヘイトスピーチを法律で規制することに反対[12]。
「消費税の軽減税率を0%として全品目に適用すること」を掲げた『「令和の恐慌」回避のための50兆円規模の補正予算編成に関する提言』に賛同している[22]。
所属団体・議員連盟
自民党たばこ議員連盟 [3]
日本会議国会議員懇談会[23]