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篠原 章(しのはら あきら、1956年 - )は、日本の評論家、経済学者(財政学)。元大東文化大学環境創造学部教授。学位は経済学博士(成城大学)。
青山学院大学教授の佐伯真一、ミュージシャンのサエキけんぞうはいとこ。 山梨県甲府市生まれ[1]。麻布高校卒業後、成城大学経済学部・同大学院修了(経済学博士)。博士論文は「個人支出税にかんする一研究」(1989年)[1]。社団法人日本経済調査協議会主任研究員、千葉商科大学助教授を経て、1996年4月より大東文化大学経済学部助教授[1]。その後、新しく創設された環境創造学部に移る[2]。2011年に不正行為により懲戒解雇[3]。(後述) 専門は財政学だが、学生時代に大滝詠一や細野晴臣に師事したこともあり、音楽評論やCD監修なども手がけている。また、沖縄関係の著作も多い。朝日新聞の書評欄[4]・音楽欄にも不定期で執筆していた。 1985年ころ、ミュージシャンである従兄弟のサエキけんぞうを介して高護を紹介され、さらに黒澤進らとの『日本ロック大系』などの編集に関わった[5]。 1993年、千葉商科大学の講師時代に担当した「経済学特殊講義」にサエキけんぞうを呼び、音楽産業(ロック業界の裏話)について話をさせた[6]。 大東文化大学に在職中に学科予算等の不正流用および海外出張補助金の不正請求を行っていたことが発覚し、2010年12月24日に文部科学省および私学事業団
略歴
大学在職中の不正行為
著書
単著
『J-ROCKベスト123 1968?1996』(講談社文庫・1996年)
『熱烈!沖縄ガイド』(宝島社文庫・2000年)
『日本ロック雑誌クロニクル』(太田出版・2005年)
『報道されない沖縄基地問題の真実』(別冊宝島2435・2016年)
『外連(けれん)の島・沖縄――基地と補助金のタブー』(飛鳥新社・2017年)
共編著
『財政と経済』共著(学文社・1988年)
『細野晴臣 OMNI SOUND』共著(リットーミュージック・1990年)
『日本ロック大系』(上・下2巻)共編著(白夜書房・1990年)
『日本ロック大百科〈年表編(1955?1990)〉』共著(宝島社・1992年)
『財政と経済(改訂版)』共著(学文社・1992年)
『初歩の経済学』共著(八千代出版・1993年)
『ハイサイ沖縄読本』宝島編集部共編(宝島社・1993年)
『ウチナー(沖縄)のうた 名曲101選&CDガイド』共著(音楽之友社・1998年)