伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。人物の伝記は流れのあるまとまった文章で記述し、年譜は補助的な使用にとどめてください。(2019年9月)
箭内 道彦(やない みちひこ、1964年4月10日 - )は、日本のクリエイター。福島県出身。東京藝術大学教授。 広告することは、応援すること。対象の輝きを抽出最大化し、未だその存在に気づいていない多くの人に届け伝えること。結果、自身の活動は多岐にわたる。領域を超え、既存の概念を解体しながら、その全てを「広告」として、活動を続けている。 クリエイティブ・ディレクター、東京藝術大学美術学部デザイン科教授(第2研究室 Design Alternative)、フリーペーパー『月刊 風とロック』発行人・編集長、コミュニティFM「渋谷のラジオ」(87.6MHz)名誉局長、ロックバンド「猪苗代湖ズ」ギタリスト、「風とロック芋煮会」実行委員長、などの肩書を持つ。 福島県しゃくなげ大使、郡山市フロンティア大使、郡山市音楽文化アドバイザー、東京コピーライターズクラブ副会長、東京2020オリンピック・パラリンピック 文化プログラム NIPPONフェスティバル テーマ「東北復興」クリエイティブディレクター、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS メディアクリエイティブ部門審査委員長、朝日広告賞審査委員、読売広告大賞審査委員、フジサンケイグループ広告大賞審査委員、福島民報広告大賞審査委員、全国FM放送協議会 JFN賞審査委員、日本雑誌広告賞審査委員、日本民間放送連盟賞CM部門審査委員、南海放送CM大賞審査委員長、日本海事広報協会「海の日」ポスターコンクール審査委員。 吉田拓郎や松山千春などフォークシンガーに憧れ、中学2年生からギターを弾く。 郡山ザベリオ学園幼稚園、郡山市立金透小学校、郡山市立郡山第二中学校を経て、福島県立安積高等学校を卒業後、三浪して東京藝術大学に入学。 1990年、同大学美術学部デザイン科卒業後、博報堂に入社。最初の仕事で好評を得るが、その後ヒット広告が出ず(この7年を自ら暗黒期と呼んでいる)現状を打破しようとCMプランナーへの転属願いを出す。 1996年、CMプランナーに転向。 1998年、金髪に染める。 2003年4月、博報堂を退社し『風とロック』を設立。 2004年、クリエイティブ・エージェンシーとして「風とバラッド」を設立。 2005年4月?、フリーペーパー『月刊 風とロック』を刊行。 「風とキック」(後に「ロックンロール食堂」)、関西に「風とランディ」を設立。 2005年12月、「広告サミット」を立案、開催。 2007年?2016年、東京藝術大学美術学部デザイン科非常勤講師を務める。 2008年4月?2011年3月、NHKトーク番組 『トップランナー』5代目MCとしてレギュラー出演。 2008年4月?2019年3月、青山学院大学総合文化政策学部非常勤講師を務める。 2009年10月、故郷福島で「 ⇒207万人の天才。風とロックFES 福島」を開催。 2010年9月、同じ福島県出身であるサンボマスターの山口隆(会津若松市出身)、THE BACK HORNの松田晋二(塙町出身)、TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美(川内村出身)とともにバンド「猪苗代湖ズ」を結成。 2011年2月、「風とバラッド」解散。 2011年3月、東日本大震災で被害を受けた福島県を応援するため「猪苗代湖ズ」の楽曲「I love you & I need you ふくしま」をレコーディング。音楽配信・CD発売。売り上げ全額を、福島県災害対策本部に寄付。 2011年12月、「猪苗代湖ズ」ギタリストとして第62回NHK紅白歌合戦に出場。「I love you & I need you ふくしま」を演奏。 2011年7月、広告会社「すき」「あいたい」「ヤバい」設立。 2011年9月、福島県を西から東へ駆け抜けた6日間のロックフェス「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」実行委員長。また、福島県内で風とロック芋煮会や風とロック CARAVAN福島といった音楽イベントを実行委員長として企画、開催している。 2015年4月、福島県クリエイティブディレクターに着任。 2015年7月、最初で最後の監督作品、映画『ブラフマン』公開。 2015年11月、福山雅治らとともに渋谷区のコミュニティ放送局「渋谷のラジオ」を設立し、理事長に着任。2016年4月1日開局。 2016年4月、東京藝術大学美術学部デザイン科映像・画像研究室准教授に着任。 2018年12月?、東京藝術大学学長特別補佐(広報・ブランディング戦略担当)を兼務。 2019年4月?、東京藝術大学美術学部デザイン科教授。 2020年4月?、東京藝術大学学長特命を兼務。 2020年7月?、渋谷のラジオ名誉局長。
人物
来歴
仕事
広告
森永製菓「小枝」(1996年)「ハイチュウ」(1997年?2005年)、「チョコボール」(2001年?2006年)
日産自動車「S-RV」(1996年?1997年)、「ルネッサ」(1997年)
サンヨー食品「カップスター」(1999年)
L'Arc?en?Ciel「ark」「ray」(1999年?)
キリンビール「ブラウマイスター」(1993年)、「21世紀ビール」(2000年)
キリンビバレッジ「ジェットライム」(1998年)、「ファイア ホワイトコーヒー」「クリームティー」(2004年)
DREAMS COME TRUE「THE SOUL」(1999年)、「DREAMAGE」(2003年)
au「ふつうの17歳なんか、ひとりもいない。」(2000年)
JUDY AND MARY「ひとつだけ」(2000年)、「WARP」「コンプリートベスト」(2001年)
Mean Machine「この国はよくない方向に進んでいる。」(2001年)[1]
Sony Music「Sony Music Audition」(2002年)
キンチョウ「コンバット」「カトリス」「クリーンフロー」「キンチョールジェット」(2002年)
ルーレットCM「森永製菓」「ツムラ」「ミスタードーナッツ」「金鳥」「永谷園」(2002年)
フジテレビジョン「きっかけはフジテレビ」(2003年)