算数セット(さんすうセット)は、小学校低学年における算数の授業で用いられる副教材[1]。おはじき、数え棒、ブロックなどの半具体物で構成され、数の概念や計算を理解しやすくする目的で使用される[1][2]。さんすうせっとや、算数ボックス、さんすうぼっくす[注 1]などともいう[3][4][5]。 構成物は商品や対応する教科書によって異なるが、一般的には次のようなもので構成される[3][4][6][7]。 算数セットを使う機会は小学校1?3年生に限定されるため、保護者の経済的負担を考慮し学校が備品として購入すべきとの意見もある[8][9]。なお、一部の自治体・学校では学校が購入したり児童に貸し出したりしている[8][10]。 算数セットを各自が購入する場合、小さなおはじきやカードにもそれぞれ名前を記すことになるため、その負担がたびたび話題になる[11][12]。
構成物
数カード
数のブロック
計算カード
数え棒
お金
時計
おはじき
さいころ
いろいた
ファイルセット
定規
すごろくの台紙
積み木
ホワイトボード
数字の表
織ゴム
外箱
評価
経済的負担
記名の負担
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 「さんすうぼっくす」は、全国学校用品株式会社及び株式会社誠文社の登録商標(第4564052号)である[1]
出典^ a b デジタル大辞泉. “算数セット(サンスウセット)とは? 意味や使い方
^ 小室, 由希江「算数学習の理解を確かなものにする指導についての研究 : 低学年における整数の具体的モデルを使った活動
^ a b seibunsya (2019年4月1日). “ ⇒さんすうぼっくす”. ヒシエス誠文社. 2023年7月10日閲覧。
^ a b “さんすうせっと(先生方向け)|光文書院