『筑豊のこどもたち』(ちくほうのこどもたち)は、1960年(昭和35年)に発表された土門拳撮影による日本の写真集であり、同作を原作にした同年製作・公開、内川清一郎監督による日本の長篇劇映画である。 筑豊の鉱山に暮らす子供たちの生活を撮ったもので、日本におけるリアリズム写真の代表的な写真集。 1960年(昭和35年)、パトリア書店 日本映画新社と東宝の共同製作、脚本家の菊島隆三のプロデュースで製作され、1960年(昭和35年)11月13日に東宝の配給で劇場公開された。撮影は、戦前からのドキュメンタリー界の巨匠白井茂
略歴・概要
映画
製作 : 菊島隆三
監督 : 内川清一郎
脚本 : 菊島隆三、広沢栄
原作 : 土門拳
撮影 : 白井茂、伊東秀明、関口敏雄
音楽 : 佐藤勝
美術 : 水谷浩
録音 : 国島正男
照明 : 森康
出演 : 加東大介、小泉博、沖村武、福田公子、下川辰平[3]、三橋達也、伊藤雄之助等
ビブリオグラフィ、1960年
『続筑豊のこどもたち』、研光社、1960年
『筑豊のこどもたち』新装版、築地書館、1977年 ISBN 4806756199
『土門拳全集 11』収録、小学館、1985年 ISBN 4095590114
脚注^ 丸元淑生『秋月へ』「原爆文学」探査C 坂口博
^ a b c d ⇒NDL-OPAC検索結果、国立国会図書館、2009年10月16日閲覧。
^ “ ⇒筑豊のこどもたち”. 国立映画アーカイブ. 2022年11月5日閲覧。
関連項目
筑豊炭田
鈴木清 (写真家)
外部リンク
「『筑豊のこどもたち』はいま “貧困のシンボル”の末に...」 - 目撃!にっぽん
⇒筑豊のこどもたち
若き学生が撮った「るみえちゃん」 - ウェイバックマシン(2003年3月10日アーカイブ分)