第8回日本女子サッカーリーグシーズン1996
優勝日興證券女子サッカー部ドリームレディース
得点王リンダ・メダレン (29得点)
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第8回日本女子サッカーリーグ(L・リーグ)は、1996年7月にアトランタオリンピックが開催された関係で、そのあとの8月から12月までの集中開催となった。 この回も2ステージ制(前期・後期)で実施したが、日興證券女子サッカー部ドリームレディースが前後期とも1位となり初優勝を果たした。しかし、このシーズンから観客が激減して、「L・リーグ冬の時代」が始まることになる。 JLSLチャレンジリーグからはOKI FC Winds(OKIレディーサンダース改め)が、TOKYO SHiDAX LSCの廃部により参入。入れ替え戦を経ないで参入したためか他チームとの差は大きく、前後期とも最下位となったため「チャレンジマッチ'96」の勝者となった浦和レディースFCとの入れ替え戦に参加したが、2戦とも勝利して残留をきめた。 なおOKI FC WINDSのスポンサーである沖電気工業はL・リーグの特別協賛となり、また6月には1st OKI・Lリーグカップ’96を開催した。またシーズンオフに行われていたJLSL東西対抗戦は1997年2月に予定されていたが、諸般の事情により中止となった。 ○:90分勝 △:延長勝 ☆:PK勝 ★:PK敗 ▲:延長敗 ●:90分敗 順位チーム日興
概略
競技方法
開催期間:1996年8月18日‐12月22日
試合時間:以下の順で決着がつくまで行う
1.90分(45分ハーフ)2.Vゴール方式の延長戦(最長20分(10分ハーフ))3.PK戦で決着
順位:1.各ステージ優勝チーム同士による「優勝決定戦」(前後期が同一チームの場合は実施せず)
2.勝利数3.90分以内での勝利数4.全試合の得失点差(延長戦の得点を含む)5.全試合の総得点数(延長戦の得点を含む)6.直接対決の成績(1.勝利数 2.得失点差 3.総得点数)7.順位決定戦:90分(45分ハーフ)で決着しないときは20分(10分ハーフ)を行い、それでも決まらないときは再延長
選手登録:外国籍選手は5名までとする。ただし、各試合への出場登録については交代要員を含めて3名までとする。
参加チーム
読売西友ベレーザ:東京都稲城市
鈴与清水FCラブリーレディース:静岡県清水市
プリマハムFCくノ一:三重県伊賀町
日興證券女子サッカー部ドリームレディース:千葉県八千代市
フジタサッカークラブ・マーキュリー:神奈川県平塚市
松下電器パナソニック バンビーナ:大阪府高槻市
宝塚バニーズレディースサッカークラブ:兵庫県宝塚市
シロキFCセレーナ:愛知県豊川市
田崎ペルーレFC :兵庫県神戸市
OKI FC Winds:埼玉県本庄市 (JLSLチャレンジリーグから昇格)
成績
前期リーグ
開催期間:1996年8月18日‐10月13日
証券プリマ読売
西友宝塚鈴与
清水松下田崎フジタシロキOKI勝(90分勝)敗
1位日興證券女子サッカー部ドリームレディース----3-1
○3-1
○7-1
○1-0
○3-0
○1v-0
△3-1
○4-0
○16-1
○9(8)0
2位プリマハムFCくノ一1-3
●----2-1
○3-0
○3-0
○5-1
○4-1
○4-1
○5-2
○9-0
○8(8)1
3位読売西友ベレーザ1-3
●1-2
●----7-0
○2-1
○3-0
○7-2
○3-0
○1-0
○5-0
○7(7)2
4位宝塚バニーズ1-7
●0-3
●0-7
●----3-3
(4☆3)4-0
○1-0
○2-0
○3-1
○6-2
○6(5)3
5位鈴与清水FCラブリーレディース0-1
●0-3
●1-2
●3-3
(3★4)----0-2
●1-1
(3☆2)1-0
○1-1
(3☆1)2-1
○4(2)5
6位松下電器パナソニックバンビーナ0-3
●1-5
●0-3
●0-4
●2-0
○----2-3v
▲1-1
(5★6)2-0
○3-0
○3(3)6
7位田崎ペルーレFC0-1v
▲1-4
●2-7
●0-1
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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