第75回
全日本バレーボール高等学校選手権大会
リーグ全日本バレーボール高等学校選手権大会
スポーツバレーボール
期間2023年1月4日 - 2023年1月8日
チーム数男子52校・女子52校
男子
優勝駿台学園(東京)
準優勝鎮西(熊本)
シーズンMVP佐藤遥斗(駿台学園)
女子
優勝古川学園(宮城)
準優勝誠英(山口)
シーズンMVPタピア・アロンドラ(古川学園)
シーズン
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第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会(だいななじゅうごかいぜんにほんバレーボールこうとうがっこうせんしゅけんたいかい)は、2023年に開催された75回目の全日本バレーボール高等学校選手権大会である。男子は駿台学園が、女子は古川学園がそれぞれ優勝した。
概要「全日本バレーボール高等学校選手権大会」も参照
通算75回目の春の高校バレーである。全日本バレーボール高等学校選手権大会としては2011年の第63回大会から数えて13回目の開催である。東京都渋谷区にある東京体育館を会場とし、2023年1月4日から1月8日までの、5日間の日程で開催された[1][2]。
2020年以来続く新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、第73会大会及び第74回大会は全試合無観客で開催されたが、今大会では第1回戦から準々決勝までを無観客試合として行い、準決勝および決勝の計6試合のみ有観客で行われた[3][4][注 1]。
上記のように一部制限が緩和されたものの、開会式は引き続き行われなかったほか[1]、前回大会に引き続きチーム関係者及び運営スタッフ全員に抗原検査が行われ、この検査で陽性と判定された関係者が1人でもいた場合に大会に参加できないという条項が大会実施要項に設けられた[2][4]。この条項により出場予定だった富士見が欠場となったほか、昨年優勝校で2連覇中であった就実も欠場となるなど影響を及ぼした。その他、インフルエンザが蔓延したとの理由で、都城工及び近江兄弟社が自主的に出場を辞退した[6]。
開催要項
日程会場の東京体育館
日程は以下の通り。組み合わせ抽選会は全国高等学校体育連盟9ブロック長による責任抽選方式をとって2022年12月4日に行われ組み合わせが確定した[7]。前回大会までと同様に、1回戦および2回戦は5つのコートを使い複数試合を同時に行われた。3回戦と準々決勝では4コートを使用し、大会4日目の準決勝からはメインアリーナの中央に設けられた特設コートを使用して行われた[4][7]。 競技は、2022年度公益財団法人日本バレーボール協会6人制競技規則に則り行われる。トーナメント方式を取り、1回戦から準々決勝まで3セットマッチ、準決勝および決勝は5セットマッチで行われる。試合は男女合計102試合。大会使用球は男子がミカサ・V300W、女子がモルテン・V5M5000[7]。 大会へは、日本バレーボール協会に高等学校男子・女子として有効に登録されたベンチスタッフで構成されるチームで、各都道府県を代表する男女各1チームが出場できる。なお、北海道・東京・神奈川・大阪は男女各2チームが出場でき、開催地である東京は、追加でもう1チームに出場権が与えられる[7]。(出場校については節「出場校」を参照) 特別協賛をジャパネットホールディングスが務めたため、大会名を「ジャパネット杯春の高校バレー 第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会」とし、優勝校にはジャパネット杯が授与された他、部室で使えるジャパネットお買い物券などが贈られた[4][8]。また、協賛のau(KDDI)と協業しているスポーツブルが、バーチャル春高バレーのコンテンツとして本大会および各都道府県代表決定戦などを配信した[1]。そのほかの主催社・後援社等は以下の通り[4]。
2022年12月4日 - 組み合わせ抽選会
2023年1月4日 - 男女1回戦
2023年1月5日 - 男女2回戦
2023年1月6日 - 男女3回戦・準々決勝
2023年1月7日 - 準決勝
2023年1月8日 - 決勝・閉会式
競技規則
運営
主催:日本バレーボール協会・フジテレビジョン・産経新聞・サンケイスポーツ・FNS28社
共催:全国高等学校体育連盟
後援:スポーツ庁・文化放送・ニッポン放送
主管:全国高等学校体育連盟バレーボール専門部・東京都バレーボール協会