第72回ヴェネツィア国際映画祭
オープニング『エベレスト 3D』
クロージング『ロクさん』
会場 イタリア ヴェネツィア
創設1932年
賞名金獅子賞: 『彼方から』
銀獅子賞: パブロ・トラペロ
主催者エリザ・セドナウィ
第72回ヴェネツィア国際映画祭(だい72かいヴェネツィアこくさいえいがさい)は2015年9月2日から12日に開催された[1]。アルフォンソ・キュアロンがメインコンペティションの審査員長を務めた[2]。フェデリコ・フェリーニの映画『フェリーニのアマルコルド』の復元版が上映された[3]。ロレンソ・ビガスによるベネズエラ映画『彼方から』が金獅子賞を受賞した[4]。
オープニング作品には『エベレスト 3D』[5]、 クロージング作品にはクワン・フー(管虎)のドラマ映画『ロクさん』が選ばれた[6]。女優で映画監督のエリザ・セドナウィ(英語版)が開会式と閉会式の司会を務めた[7]。
映画祭ポスターは、ヴィム・ヴェンダース監督『パリ、テキサス』出演のナスターシャ・キンスキーを連想させるデザインだった。前回の第71回ヴェネツィア国際映画祭は、フランソワ・トリュフォーの1959年の映画『大人は判ってくれない』でジャン=ピエール・レオが演じたアントワーヌ・ドワネルがデザインされた[8] 。
ブライアン・デ・パルマが監督・ばんざい!賞を受賞し、ノア・バームバックとジェイク・パルトローのドキュメンタリー映画『デ・パルマ(英語版)』も上映された[9]。ジョナサン・デミはヴィジョナリー・タレント賞を受賞し、オリゾンティ部門の審査員長も務めた[10]。 コンペティション部門(ヴェネツィア72)
審査員
アルフォンソ・キュアロン:メキシコ、監督(審査員長)
エリザベス・バンクス:アメリカ、女優・監督