第69回カンヌ国際映画祭オープニング『カフェ・ソサエティ』
クロージング『わたしは、ダニエル・ブレイク』
会場 フランス カンヌ
創設1946年
受賞『わたしは、ダニエル・ブレイク』
賞名パルム・ドール
主催者ティエリー・フレモー
上映作品数コンペティション:21本
ある視点:18本
コンペティション外:16本
短編:10本
シネファウンデーション:18本
期間2016年5月11日 - 22日
ウェブサイト ⇒http://www.festival-cannes.com/fr.html
第69回カンヌ国際映画祭(だい69かいカンヌこくさいえいがさい)は、2016年5月11日から22日にかけて開催された[1]。 コンペティション部門の審査員長はオーストラリアの映画監督ジョージ・ミラーが務めた[2][3]。また、ある視点部門の審査員長はスイスの女優マルト・ケラー[4]、シネファウンデーションおよび短編部門の審査員長は、日本の映画監督である河P直美[5][6]、カメラ・ドールの審査員長はフランスの映画監督カトリーヌ・コルシニが務めた[7]。 開会式および閉会式の司会は、前年のランベール・ウィルソンに代わり、同じくフランスの俳優であるローラン・ラフィット
概要
公式ポスターはジャン=リュック・ゴダールの映画『軽蔑』(1963年)からのワンシーンがフィーチャーされている[9]。
パルム・ドールはケン・ローチ監督のイギリス映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』に贈られた[10]。同作は本映画祭のクロージング作品でもあり[11]、ローチ自身にとって2006年の第59回本映画祭に出品された『麦の穂をゆらす風』以来2度目のパルム・ドール受賞となる[12]。名誉パルム・ドールはフランスの俳優ジャン=ピエール・レオーに贈られた[13]。 2016年4月11日に短編映画およびシネファウンデーションに出品される映画作品のリストが発表されたのち[14]、コンペティション部門、ある視点部門、コンペティション外に出品される映画作品のリストが、2016年4月14日に記者会見にて発表された[15]。4月22日、追加出品作品のリストが発表され、『セールスマン』『最後の追跡』『ブラッド・ファーザー』『Wrong Elements』『La Foret de Quinconces』『??? Chouf』の6作品が新たに追加されることとなった[16][17]。 コンペティション部門では以下の作品が上映された[18][19]。 日本語題原題監督製作国
公式選出
コンペティション部門
アメリカン・ハニーAmerican Honeyアンドレア・アーノルド イギリス
アクエリアス
エリザのためにBacalaureatクリスティアン・ムンジウ ルーマニア
フランス
エル ELLEElleポール・ヴァーホーヴェン フランス
ドイツ
午後8時の訪問者La Fille inconnueジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ ベルギー
セールスマン??????? Forushandeアスガー・ファルハディ イラン
お嬢さん??? The Handmaidenパク・チャヌク 韓国
わたしは、ダニエル・ブレイクI, Daniel Blakeケン・ローチ イギリス
ジュリエッタJulietaペドロ・アルモドヴァル スペイン
たかが世界の終わりJuste la fin du mondeグザヴィエ・ドラン フランス
カナダ
ラスト・フェイスThe Last Faceショーン・ペン アメリカ合衆国
ラビング 愛という名前のふたりLovingジェフ・ニコルズ アメリカ合衆国