第61回カンヌ国際映画祭(だい61かいカンヌこくさいえいがさい)は、2008年5月14日 - 25日に開催された。
同年のコンペティションに加え、ハリウッドメジャー作品『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』、『カンフー・パンダ』がワールドプレミア上映された。イギリスのプレスは、2年連続でイギリス映画がコンペティションに選出されていない事実を特筆して報道した[1][2]。
受賞結果
パルム・ドール:『パリ20区、僕たちのクラス』(ローラン・カンテ)
グランプリ:『ゴモラ』(マッテオ・ガローネ)
審査員賞:『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』(パオロ・ソレンティーノ)
監督賞:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン(『スリー・モンキーズ』)
男優賞:ベニチオ・デル・トロ(『チェ 28歳の革命 / 39歳 別れの手紙』)
女優賞:サンドラ・ コルベローニ(『Linha de Passe』)
脚本賞:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ (『ロルナの祈り』)
カメラ・ドール:スティーヴ・マックイーン(『HUNGER/ハンガー』)
第61回特別記念賞:クリント・イーストウッド(『チェンジリング』)、カトリーヌ・ドヌーヴ(『クリスマス・ストーリー』)
ある視点賞:『トルパン』(セルゲイ・ドボルツェボイ)
審査員
コンペティション部門
ショーン・ペン - 俳優、映画監督(委員長、 アメリカ合衆国)
マルジャン・サトラピ - 作家、映画監督 ( イラン / フランス)
ラシッド・ブシャール - 映画監督 ( フランス / アルジェリア)
セルジオ・カステリット - 俳優、映画監督 ( イラン)
アルフォンソ・キュアロン - 映画監督 ( メキシコ)
アレクサンドラ・マリア・ララ - 女優 ( ドイツ / ルーマニア)
ナタリー・ポートマン - 女優 ( イスラエル / アメリカ合衆国)
アピチャートポン・ウィーラセータクン - 映画監督 ( タイ)
ある視点部門
ファティ・アキン - 映画監督 (委員長、 トルコ / ドイツ)
カメラ・ドール