カンザスシティ
チーフスタンパベイ
バッカニアーズ
(AFC代表)(NFC代表)
931
1234
計
KC3330
9
TB714100
31
開催日2021年2月7日
スタジアムレイモンド・ジェームス・スタジアム
開催地フロリダ州タンパ
MVPトム・ブレイディ
国歌斉唱エリック・チャーチ
第55回スーパーボウル(Super Bowl LV)は、2021年2月7日にフロリダ州タンパ・レイモンド・ジェームス・スタジアムで開催されたNFL・2020年シーズン王者を決める試合。NFC王者のタンパベイ・バッカニアーズとAFC王者のカンザスシティ・チーフスが対戦し、31対9でタンパベイ・バッカニアーズがカンザスシティ・チーフスを破った。
本大会は当初、ロサンゼルス大都市圏のカリフォルニア州イングルウッドのSoFiスタジアムで開催される予定であった。しかし、スタジアム完成が遅れる可能性が指摘され、開催までに十分な使用実績を積めない懸念が生じたため、2017年6月、前年の開催地決定時に最終選考まで争ったフロリダ州タンパ・レイモンド・ジェームス・スタジアムに開催地を変更した[1]。
スーパーボウル開催地のチームは、過去54回で1度もスーパーボウルに進出することができず、「スーパーボウルの呪い」として語られるNFLを代表するジンクスの一つとなっていた。しかし、本大会でタンパベイ・バッカニアーズがスーパーボウル開催地のチームとして初めてスーパーボウルへの出場を果たし、ジンクスを破った。
また、スーパーボウル史上初めて女性オフィシャル(審判)サラ・トーマスがダウンジャッジとして参加した[2]。
開催地決定まで会場となったレイモンド・ジェームス・スタジアム
2016年5月にオーナー会議が行われ、投票により以下の候補地からイングルウッドで建設中のスタジアムが選ばれたが[3][4][5]、後にスタジアムが2020年シーズン前には完成できない可能性があり、スーパーボウルの前にレギュラーシーズンで十分使用されない恐れがあることが解ったため、レイモンド・ジェームス・スタジアムに変更された[1]。なお、新スタジアムは2020年シーズン前に完成し、開幕から使用された。
フロリダ州タンパ・レイモンド・ジェームス・スタジアム
カリフォルニア州イングルウッド・ソーファイ・スタジアム
同スタジアムでスーパーボウルが開催されるのは、ベン・ロスリスバーガー、トロイ・ポラマル、カート・ワーナー、ラリー・フィッツジェラルドといった選手が出場した第43回大会以来、12年ぶり3度目となる。