第5回日本女子サッカーリーグ(JLSL)は当初、1993年6月から11月まで開催の予定であったが後期日程に変更があり、翌1994年1月までリーグ戦を実施。2月6日に優勝決定戦を行った。 この回はJリーグ(男子全国リーグ)に倣う形で、2ステージ制(前期・後期)が初めて導入され、また勝ち点制度や引き分けがなくなるなど、競技方法が同年5月15日に開幕した日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に準じて大きく変化した。 また入れ替え戦によりJLSLチャレンジリーグからシロキFCセレーナが参入し、田崎ペルーレFC(田崎神戸レディース改め)が降格した。 この年もJLSLチャレンジリーグが実施されたが、日産FCレディースの今シーズンかぎりでの廃部による脱退が決定したため、同リーグ1位チームが入れ替え戦なしで次回、昇格することになった。(ただしシーズンオフに行われた第2回JLSL東西対抗戦には日産レディースの選手も参加している。) ○:80分勝 △:延長勝 ☆:PK勝 ★:PK敗 ▲:延長敗 ●:80分敗 順位チーム清水日興読売日産シロキプリマフジタ旭国際 SHiDAX 松下勝利(80分勝)敗戦
目次
1 概略
2 競技方法
3 参加チーム
4 成績
4.1 前期リーグ
4.2 後期リーグ
4.3 優勝決定戦
4.4 年間順位
4.5 1993-94入替戦
5 個人成績
6 関連項目
概略
競技方法
開催期間:1993年5月2日‐1994年1月30日
試合時間:以下の順で決着がつくまで行う
1.80分(40分ハーフ)2.サドンデス方式の延長戦(最長20分(10分ハーフ))3.PK戦で決着
順位:1.各ステージ優勝チーム同士による「優勝決定戦」(両ステージとも同じ場合は各ステージ準優勝で年間成績上位と対戦)
2.勝利数3.80分以内での勝利数4.全試合の得失点差(延長戦の得点を含む)5.全試合の総得点数(延長戦の得点を含む)6.直接対決の成績(1.勝利数 2.得失点差 3.総得点数)7.順位決定戦:80分(40分ハーフ)で決着しないときは20分(10分ハーフ)を行い、それでも決まらないときは再延長
選手登録:外国籍選手は4名までとする。ただし、試合開始前のメンバー提出時に登録できる人数は交代要員を含めて3名までとする。
参加チーム
読売日本サッカークラブ女子ベレーザ:東京都稲城市
TOKYO SHiDAX LSC:東京都小平市 (←新光精工FCクレール)
日産FCレディース:神奈川県横浜市
鈴与清水FCラブリーレディース:静岡県清水市
プリマハムFCくノ一:三重県伊賀町
日興證券ドリームレディース:千葉県八千代市
フジタ天台SCマーキュリー:神奈川県平塚市
松下電器レディースサッカークラブ(LSC)・バンビーナ:大阪府高槻市
旭国際バニーズ:兵庫県宝塚市
シロキFCセレーナ:愛知県豊川市(JLSLチャレンジリーグから昇格)
成績
前期リーグ
開催期間:1993年5月2日‐6月27日
1位鈴与清水FC
ラブリーレディース----2-1
○3-3
(2☆1)2-1
○2-1
○3-1
○4-1
○2-0
○5-0
○5-0
○9(8)0
2位日興證券
ドリームレディース1-2
●----2-1
○1-1
(4☆3)8-4
○2-2
(2☆1)3v-2
△0-2
●6-0
○2-1
○7(4)2
3位読売ベレーザ3-3
(1★2)1-2
●----1-0
○1-1
(2★3)3-0
○4-1
○1-0
○5-1
○2-0
○6(6)3
4位日産FCレディース1-2
●1-1
(3★4)0-1
●----1-0
○4-1
○1-0
○2-1
○1-0
○1-0
○6(6)3
5位シロキFCセレーナ1-2
●4-8
●1-1
(3☆2)0-1
●----1-2
●2-0
○2-1
○6-0
○2-1
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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