第43回先進国首脳会議
43rd G7 summit
タオルミーナサミット
参加者による記念撮影(2017年5月26日)
開催国 イタリア
日程2016年5月26日 - 5月27日
都市 シチリア自治州タオルミーナ
参加者 イタリア
フランス
アメリカ合衆国
イギリス
ドイツ
日本
カナダ
欧州連合
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ウェブサイト ⇒www.g7italy.it
第43回先進国首脳会議(だい43かいせんしんこくしゅのうかいぎ、英語: 43rd G7 summit)は2017年5月26日から5月27日にかけて[1]、イタリア・シチリア島のタオルミーナで開催された先進国首脳会議[2]。2014年5月より、G7はロシアとの間で意味のある議論ができないとして、G8の資格を停止しており、G7だけでサミットを継続開催している。
シルヴィオ・ベルルスコーニが首相として1987年に開催して以来のイタリアでのG7サミットであった。またアンゲラ・メルケルとテリーザ・メイの女性首脳が参加し、G7サミット史上初の2人の女性首脳が出席するサミットとなった。 出席者はG7の首脳陣と欧州連合(EU)の代表者である。欧州委員会委員長は、1981年のサミット以来、すべての会合と意思決定に参加している。 イギリスの首相・テリーザ・メイ、フランスの大統領・エマニュエル・マクロン、イタリアの首相・パオロ・ジェンティローニ、アメリカ合衆国大統領・ドナルド・トランプにとっては初めてのサミットであった。 先進7か国 G7は次の課題に対する共通の努力を強調した。 経済活動の支援と物価の安定を確保する一方で、貿易の不均衡とジェンダーの課題に挑戦することが求められた。飢餓の撲滅、競争力の強化、国際保健の向上といった条件づくりに取り組んでいる移民送出国に対して各国が協力することが合意された[3]。
出席首脳
出席首脳一覧
開催国と首脳は太字で示している。
メンバー首脳称号
イタリアパオロ・ジェンティローニ閣僚評議会議長
フランスエマニュエル・マクロン共和国大統領
アメリカドナルド・トランプ大統領
イギリステリーザ・メイ首相
ドイツアンゲラ・メルケル連邦首相
日本安倍晋三内閣総理大臣
カナダジャスティン・トルドー首相
欧州連合ドナルド・トゥスク理事会議長
ジャン=クロード・ユンケル委員会委員長
招待者(国)
メンバー首脳称号
エチオピアハイレマリアム・デサレン首相
ギニアアルファ・コンデ大統領
ケニアウフル・ケニヤッタ大統領
ニジェールマハマドゥ・イスフ大統領
ナイジェリアイェミ・オシンバジョ
チュニジアベジ・カイドセブシ大統領
議題
シリア内戦の終結
リビアにおける国際連合ミッションの完遂
シリアやイラクにおけるISIL勢力の削減
北朝鮮に対し、国際連合決議を遵守するよう求める
ウクライナ内戦に対するロシアの責任
出席者の肖像
イタリア
パオロ・ジェンティローニ
首相(議長)
フランス
エマニュエル・マクロン
共和国大統領
アメリカ