第37回世界遺産委員会(だい37かいせかいいさんいいんかい)は、2013年6月16日から6月27日の間、カンボジアのプノンペンで開催された。会場は首相府の新館ピース・パレス(英語版)である[1]。文化遺産14件、自然遺産5件の計19件が新規に登録された結果、世界遺産リスト登録物件の総数は981件となった。 委員国は以下の通りである[2]。地域区分はUNESCOに従っている。 議長国 カンボジア議長ソク・アン 物件名に * 印が付いているものは既に登録されている物件の拡大登録などを示す。太字は正式登録(既存物件の拡大などについては申請用件が承認)された物件。英語名とフランス語名は諮問機関の勧告文書に基づいており[4]、登録時に名称が変更された場合にはその名称を説明文中で太字で示してある。 第37回世界遺産委員会の審議で新規に世界遺産保有国となったのは、カタール、フィジー、レソトの3か国である。
目次
1 委員国
2 審議対象の推薦物件一覧
2.1 自然遺産
2.2 複合遺産
2.3 文化遺産
3 危機遺産
3.1 リストからの除去
3.2 リストへの新規登録・再登録
4 名称変更
5 その他の議題
5.1 軽微な変更など
5.2 審議手続きの変更
6 脚注
6.1 注釈
6.2 出典
7 参考文献
8 外部リンク
委員国
アジア・太平洋 タイ副議長国
インド
日本
マレーシア
アラブ諸国 アルジェリア副議長国
アラブ首長国連邦
イラク
カタール
アフリカ セネガル副議長国
エチオピア
マリ
南アフリカ共和国
ヨーロッパ・北アメリカ スイス副議長国
セルビア報告担当国。担当者はセルビアのユネスコ国内委員会事務局長ヤスナ・ズルノヴィッチ[3]。
エストニア
ドイツ
フランス
ロシア前回議長国
カリブ・ラテンアメリカ コロンビア副議長国
メキシコ
審議対象の推薦物件一覧