第34回NHK紅白歌合戦
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第34回NHK紅白歌合戦
会場のNHKホール(外観)
ジャンル大型音楽番組
出演者黒柳徹子(紅組司会)
鈴木健二(白組司会)
タモリ(総合司会)
ほか
製作
制作NHK

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1983年昭和58年)12月31日
放送時間21:00 - 23:45
放送分165分
回数NHK紅白歌合戦第34
NHK紅白歌合戦 公式サイト
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第34回NHK紅白歌合戦
ジャンル大型音楽番組
放送方式生放送
放送期間1983年昭和58年)12月31日
放送時間1983年昭和58年)12月31日
放送局NHKラジオ第1
制作日本放送協会(NHK)
公式サイト公式サイト
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『第34回NHK紅白歌合戦』(だいさんじゅうよんかいエヌエイチケイこうはくうたがっせん)は、1983年昭和58年)12月31日NHKホールで行われた、通算34回目のNHK紅白歌合戦。21:00 - 23:45(JST)にNHK生放送がされた。ステレオ放送
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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前回視聴率70%割れ(69.9%。70%割れは69.7%であった第20回1969年〉以来2度目)から「視聴率を復活させよう」とNHK・各レコード会社が躍起し番組作りが行われた。最初に行われたのは両組司会の人選であり、白組司会については、前回まで9年連続での担当者だった山川静夫から彼の先輩であり当時視聴率40%を記録していた『クイズ面白ゼミナール』の司会者で著書『気くばりのすすめ』が300万部突破のベストセラーを記録した鈴木健二に交代。鈴木はこれまで音楽番組と縁がなく、紅白も視聴したことがなかった(ただし、第31回1980年〉に応援ゲストとして出演歴はあり)。さらに歌手も歌も知らず、カラオケで歌ったこともないという[1]

鈴木に対抗する紅組司会については、当初当時放送中で高視聴率(最高60%)を記録していた連続テレビ小説おしん』の出演者である田中裕子(ヒロイン、結局特別審査員としての出演となった)か泉ピン子(ヒロインの母親役)を据える計画があったという(60%の『おしん』、40%の『クイズ面白ゼミナール』で合計100%構想)。しかし最終的には1度はリストから完全に消えていた黒柳徹子が続投することとなった(4年連続起用)[注釈 1]。黒柳は司会発表会見で「週刊誌では『気くばり先生』と『おしん』と書かれていたようで…。新鮮味に欠ける私で申し訳ありません」と述べた。一方、黒柳の著書『窓ぎわのトットちゃん』がこの時点で563万部を突破しており、ベストセラー作家同士の両組司会として話題にもなった[2]。黒柳の4年連続、通算5回の紅組司会はいずれも佐良直美に並び史上最多記録である(ただし、黒柳は通算5回の紅組司会に加えて総合司会にも1回起用(第66回2015年>)されている)。

総合司会には前年開始のフジテレビ系列『森田一義アワー 笑っていいとも!』で大ブレイクしていたタモリを起用。初めてNHKアナウンサー以外の人物が総合司会を務めた。総合司会にNHKアナウンサーが起用されなかった事例も初めて。

前回まで2年連続で総合司会を務めた生方惠一が得点集計進行を担当。なお生方は翌年の第35回で2年ぶりに総合司会に復帰している。

山川の降板について、各新聞雑誌は「山川降ろされる」と報じた。民放ワイドショー静岡県の山川の自宅を突撃取材し、山川の母親に「(息子の白組司会降板が)悔しいですか?」と質問をぶつける一幕もあった(母親は「悔しくないです。大晦日は一緒に過ごせるので」と回答したが、ワイドショー制作班はしつこく「悔しいですか?」と聞き続けたという)。山川自身は黒柳が紅組司会続投となったため「(NHK職員の立場である)僕だけが責任を取らされた」と思っており、他に「悔しいより腹立しかった」「69.9%のどこが悪いのか」と感じていたと話す[3]。また、先輩の鈴木に交代となったため、山川は相当ショックを受け、鈴木と山川の仲が一時悪化したとも伝えられている[4]

今回の歌手リーダーについて、紅組は都はるみ[注釈 2]、白組は北島三郎(3年連続)がそれぞれ務めた。

オープニングでタモリが鈴木を「この頭の中に気くばりがいっぱい詰まっている」と紹介し、黒柳からは「アラレちゃん」と揶揄された。

今回はオープニングの「優勝旗返還」が無く、優勝旗は「金杯」と「銀杯」の紹介の時に紹介される程度だった。

オープニングでタモリは客席に「選手宣誓、行ってもいいかな?」と聞き、観客に「いいともー!」と言わせるコール&レスポンスを行った[5]

白組トップバッターから3番手までに、西城秀樹野口五郎郷ひろみの「新御三家」を起用し、対戦相手の紅組トップバッターから3番手までに、岩崎宏美柏原芳恵河合奈保子を起用したり、当時人気No.1のアイドルであった松田聖子田原俊彦の曲順を終盤に組み込むなど、前回の反省から、曲順にも大胆な試みがなされた。

3度目の出場となったサザンオールスターズは頭髪を“紅白カラー”に染めた桑田佳祐とタキシードに身を包んだ関口和之松田弘野沢秀行大森隆志とドレスに身を包んだ原由子が、楽器演奏をせずにミュージカル調に軽快なダンスを踊った[6]

当時は、曲間に出演者たちが総出でアトラクションを行うことがあり、郷歌唱後にラテン風の衣装で「ビギン・ザ・ビギン」が歌われ、沢田研二歌唱後に「紅白俵積み合戦」、サザンオールスターズ歌唱後に「日本の四季メドレー」が行われた。


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