第32回東京国際映画祭
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第32回東京国際映画祭オープニング『男はつらいよ お帰り 寅さん
クロージングなし
会場 日本 東京都
創設1985年
賞名東京グランプリ
主催者公益財団法人ユニジャパン(第32回東京国際映画祭実行委員会)
期間2019年10月28日 - 11月5日
ウェブサイトhttps://2019.tiff-jp.net/ja/
東京国際映画祭開催史
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第32回東京国際映画祭(だい32かいとうきょうこくさいえいがさい)は、2019年令和元年10月28日)から11月5日)の9日間に開催された東京国際映画祭[1]
概要

第32回東京国際映画祭は、2019年平成31年1月16日に開催日とメイン会場が発表された[1]

第32回東京国際映画祭は、2019年4月19日から7月12日の間にコンペティション部門の作品エントリーを受け付け[2]、115の国家と地域から1804作品が応募された[3]

第32回東京国際映画祭は、まず2019年5月22日に、コンペティション部門の審査委員長にチャン・ツィイーが就任したことを発表した[4]6月26日に、6回目となる国際交流基金アジアセンターpresents「CROSSCUT ASIA」のテーマを「ファンタスティック!東南アジア」と発表した[5]。第32回は国際的に活躍する監督や人気俳優が監督したホラーやスリラー、SF、ファンタジーなどのファンタ系に注目した作品が上映される。7月12日に、オープニング作品が「男はつらいよ お帰り 寅さん」に決定したこと[6]アメリカン航空と共同で「映画・夢・結ぶ」をテーマにしたブランデッドショートフィルムを製作するたものプロットを募集することを発表した[7]7月18日に、Japan Now部門にて大林宣彦監督の特集上映を開催することが発表された[8]8月1日に、チェアマンに安藤裕康が就任することがされた[9]8月8日に、日比谷会場での開催が決定したこと[10]、新ビジュアルが発表された[11]9月6日に、GALAスクリーニング作品・クロージング作品が解禁された[12]9月18日に、コンペティション部門に「喜劇 愛妻物語」、「ばるぼら」の邦画2作品が選出されたことが発表された[13]9月20日に、東京国際ファンタスティック映画祭が東京国際映画祭のオールナイト上映イベント「シン・ファンタ」としてで復活することが発表された[14]

2019年の東京国際映画祭は、10月28日)から11月5日)の9日間に開催される。初日が月曜日、最終日が火曜日なのは初めて。開催期間が9日間なのは第27回2014年)以来5回ぶり。映画祭期間中に日曜日が1回しかないのは、第26回?第32回の7回連続。

東京六本木日比谷などで開催。六本木が主要会場になるのは、第17回2004年)から16回連続。日比谷は第31回2018年)から2回連続。

上映会場には、第17回2004年)から16回連続で会場となるシネコンTOHOシネマズ六本木ヒルズ以外は、第29回2016年)に続いて4回目のEXシアター六本木と、第31回2018年)に続いて2回目の東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、東京国際フォーラムが使われる。

映画祭のメインであるコンペティション部門の14作品は、日本映画以外の12作品は3回ずつ、日本映画の2作品は2回ずつの上映となる。日本映画2作品は、TOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン2 (344席)とスクリーン7 (531席)とで1回ずつ上映された。さらに最終日には、東京グランプリ受賞作品がTOHOシネマズ六本木ヒルズスクリーン7(256席)と東京国際フォーラム、観客賞受賞作品がスクリーン2(344席)にて再上映される。

部門は「コンペティション」、「アジアの未来」、「日本映画スプラッシュ」、「特別招待作品」、「ワールド・フォーカス」、「Japan Now」、「国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA #06 ファンタスティック! 東南アジア」、「ジャパニーズ・アニメーション」、「ユース」、「日本映画クラシックス」など。

第32回のコンペティション部門の最高賞の名称は、第29回2016年)から使われている「東京グランプリ」(第2回1987年)から第17回2004年)までと第27回2014年)も最高賞は「東京グランプリ」)。

オープニング作品は『男はつらいよ お帰り 寅さん』、GALAスクリーニング作品は『カツベン!』。また、映画祭開幕前日に上映するオープニング・イブが第19回2006年)ぶりに開設され、『決算!忠臣蔵』が上映される[15][16]

クロージング作品として『アイリッシュマン』が上映される予定だったが、当初予定していた東京国際フォーラムホールCではなく、TOHOシネマズ六本木ヒルズの4K対応のスクリーン3で上映することになったため、特別招待作品として上映される[17][18]。そのため、クロージング作品がない状態は東京国際映画祭としては初めてとなる。

この第32回では、オープニング作品『男はつらいよ お帰り 寅さん』、GALAスクリーニング『カツベン!』、特別招待作品『決算!忠臣蔵』、『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』、「HUMAN LOST 人間失格」の6作品のみ、チケットの一般販売はなく、応募した人の中から抽選で当選した人のみに販売する先行抽選販売が行われた[19]

第32回東京国際映画祭フェスティバル・ミューズには広瀬アリスが就いた[20]

コンペティション部門のプログラミング・ディレクターは矢田部吉彦。アジアの未来部門は石坂健治。
上映作品

ワールド・プレミアは世界初上映、インターナショナル・プレミアは製作国以外で初上映、アジアン・プレミアはアジアにて初上映となったことを意味する。
コンペティション


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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