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第28回日本レコード大賞
会場として使われた日本武道館
ジャンル特別番組 / 音楽番組
出演者森本毅郎
竹下景子
生島ヒロシ
中森明菜ほか
製作
制作TBSテレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
第28回速報!日本レコード大賞
放送期間1986年11月26日
放送時間水曜19:00 - 20:51
放送分111分
回数1
第28回輝く日本レコード大賞
放送期間1986年12月31日
放送時間18:30 - 20:54
放送分144分
回数1
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第28回日本レコード大賞(だい28かいにほんレコードたいしょう)は、1986年(昭和61年)12月31日に日本武道館で行われた、28回目の『日本レコード大賞』である。 部門賞の発表は11月26日に「第28回速報!日本レコード大賞」のタイトルで日本青年館ホールで発表された。 第28回の大賞は、中森明菜の「DESIRE -情熱-」に決定した。2年連続2度目の受賞で、2連覇は第25回の細川たかし以来史上2組目。女性歌手としては史上初。また大賞受賞歌手にこの回のTV番組提供スポンサーの1社であるマツダがルーチェを副賞として贈った。 大賞の発表は司会の森本毅郎、最優秀新人賞の発表は柴田一幸(TBS系ドラマ『親子ゲーム』の麻里男役)が務めた。 1986年のオリコン年間売り上げ第1位になった石井明美の「CHA-CHA-CHA」(TBS『男女7人夏物語』の主題歌)は外国人の作曲だったが、石井が新人賞を受賞すると同時に特別賞として外国音楽賞が授与された。TBSドラマという要因はあるものの、これまでとは異なり、外国人の作曲に一時的ではあるが門戸が開かれたケースである。 神田正輝との結婚、出産により歌手活動を休止していた松田聖子は、「SUPREME」がアルバム大賞に選ばれ授賞式に生出演、久々にステージ上で姿を現した(昨1985年末の『第36回NHK紅白歌合戦』以来1年ぶり)。松田は同アルバムの中の「時間旅行」「ローラー・スケートをはいた猫」「瑠璃色の地球」の3曲をメドレーで披露するが、「時間旅行」の歌唱中に感極まって思わず涙声となるシーンがあった。 最優秀歌唱賞を受賞した北島三郎は、自身のスキャンダルにより当日の授賞式を欠席(紅白も辞退)した。受賞について主催者側は「出演辞退(欠席)と審査は関係なく投票で決めた」と説明。 視聴率は1.6P下落の29.8%に転落。30%割れは18年ぶり。 前半・後半でオーケストラを交代していたが、音楽の多様化と歌手専属バンドの台頭でオーケストラは「高橋達也と東京ユニオン」1団のみとなる。
概要
司会
森本毅郎 - 3度目の司会。
竹下景子 - 5度目の司会。
進行補佐
生島ヒロシ(TBSアナウンサー) - 3度目の司会。
受賞作品・受賞者一覧
日本レコード大賞
「DESIRE -情熱-」
歌手:中森明菜 - 2年連続2度目。
作詞:阿木燿子 - 7年ぶり3度目。
作曲:鈴木キサブロー
編曲:椎名和夫
所属事務所:研音
レコード会社:ワーナーパイオニア
最優秀歌唱賞
「北の漁場」
歌手:北島三郎
最優秀新人賞
少年隊(曲:「仮面舞踏会」)
アルバム大賞
「SUPREME」
歌手:松田聖子
ベストアーティスト賞
中森明菜(曲:「DESIRE -情熱-」など)
金賞(大賞ノミネート作品)
「熱き心に」
歌手:小林旭
「天城越え」
歌手:石川さゆり - 9年ぶり2度目。
「さだめ川」
歌手:細川たかし - 5年連続5度目。
「Dance Beatは夜明けまで」
歌手:荻野目洋子
「ツイてるねノッてるね」
歌手:中山美穂
「DESIRE -情熱-」
歌手:中森明菜 - 3年連続3度目。
「時の流れに身をまかせ」
歌手:テレサ・テン
「浪花盃」
歌手:五木ひろし - 3年連続7度目。前身の歌唱賞を合わせると12度目。
「Baby Rose」
歌手:近藤真彦 - 3年ぶり2度目。
「My Revolution」
歌手:渡辺美里
新人賞(最優秀新人賞ノミネート)
石井明美(曲:「CHA-CHA-CHA」)
少年隊(曲:「仮面舞踏会」)
西村知美(曲:「わたし・ドリーミング」)
真璃子(曲:「夢飛行」)
水谷麻里(曲:「乙女日和
優秀歌唱賞(最優秀歌唱賞ノミネート)