第28回スーパーボウル
Super Bowl XXVIII
ダラス・カウボーイズバッファロー・ビルズ
(NFC代表)(AFC代表)
3013
1234
計
DAL601410
30
BUF31000
13
開催日1994年1月30日
スタジアムジョージア・ドーム
開催地ジョージア州アトランタ
MVPエミット・スミス, カウボーイズ
優勝予想Cowboys by 10?[1]
国歌斉唱ナタリー・コール
コイントスジョー・ネイマス
ハーフタイムワイノナ・ジャッド、ナオミ・ジャッド
第28回スーパーボウル(だい28かいスーパーボウル、Super Bowl XXVIII)は1994年1月30日にジョージア州アトランタのジョージア・ドームで行われた28回目のスーパーボウル。NFCチャンピオンであるダラス・カウボーイズとAFCチャンピオンであるバッファロー・ビルズの対戦。カウボーイズがビルズを30-13で破って2年連続4度目のスーパーボウル優勝を果たした[4]。
スーパーボウルの対戦カードが前年と同様になったのは、初めてのことであった。カウボーイズは主力選手を怪我で欠いたが12勝4敗でレギュラーシーズンを終えた。バッファロー・ビルズはノーハドルオフェンスを武器に12勝4敗でレギュラーシーズンを終えて4年連続スーパーボウルへの出場を果たした。
前半ビルズはサーマン・トーマスの4ヤードのTDランで逆転し、13-6とリードしてハーフタイムを迎えたが、後半開始からわずか45秒にトーマスはボールをこぼし、それを拾ったカウボーイズのSジェームズ・ワシントンが46ヤードのファンブルリターンTDをあげて、試合は振り出しに戻った。次のカウボーイズの攻撃ではエミット・スミスが8プレー64ヤードのうち、7回ボールを運び、15ヤードのTDランで逆転、第4Qにもスミスは1ヤードのTDランをあげた。スミスは30回のランで132ヤード、2TDをあげて、スーパーボウルMVPに選ばれた。ビルズは後半無得点に抑えられた[5]。
カウボーイズは2回のスーパーボウルを含むポストシーズン6試合で全て二桁得点差で勝った初めてのチームとなった[6]。
敗れたバッファロー・ビルズはミネソタ・バイキングス、デンバー・ブロンコスに次いで史上3チーム目のスーパーボウルで4連敗したチームとなった[7]。 1990年5月23日にジョージア州アトランタで行われたオーナー会議で、ジョージアドームでの開催が決定した。 カウボーイズのスーパーボウルへの道は前年と比べて険しいものとなった。プロボウルRBエミット・スミスがホールドアウトを行い、開幕戦から2試合を欠場、開幕から2連敗でスタートした[8]。第2週には第27回スーパーボウルで圧勝したビルズに10-13で敗れた[9]。プロボウルQBトロイ・エイクマンを含む何人かの主力選手が怪我のため欠場した試合もあったが、ニューヨーク・ジャイアンツとのレギュラーシーズン最終戦に勝利し、NFCトップの12勝4敗でシーズンを終えた。 前年ほど圧倒的な力を見せることはできなかったが、カウボーイズのオフェンスはQBエイクマンがパス392回中271回成功、3,1000ヤード、15TD、6INT[9]、エミット・スミスが1,486ヤードを走り9TDをあげるとともに、57回のレシーブで414ヤードを獲得、1TDをあげて、シーズンMVPに選ばれた。FBダリル・ジョンストンは4TDをあげるとともに、50回のレシーブで371ヤードを獲得した。プロボウルWRマイケル・アービンはチームトップの88回のレシーブで、1330ヤード[9]、7TD、アルビン・ハーパー
背景
ダラス・カウボーイズ
ディフェンスではラッセル・メリーランド、ケン・ノートン・ジュニア、トーマス・エベレット、6インターセプトをあげたケビン・スミスがプロボウルに選ばれた。ディフェンシブエンドのトニー・トルバートがチームトップの7.5サックをあげた。 ビルズはAFCトップの12勝4敗の成績でレギュラーシーズンを終えた。QBジム・ケリーはパス470回中288回成功、3,382ヤード、18TD、18INTの成績を残し[9]、4回目のスーパーボウル先発QBとなった。彼以外にスーパーボウルで4回以上先発しているQBはロジャー・ストーバック、テリー・ブラッドショー、ジョー・モンタナ、ジョン・エルウェイ、トム・ブレイディのみであり、4年連続スーパーボウルで先発出場したのは、ケリーのみとなっている。 RBサーマン・トーマスは1,315ヤードを走り、6TDをあげるとともに、48回のレシーブで387ヤードを獲得した。
バッファロー・ビルズ