第27回東京国際映画祭オープニング『ベイマックス』
クロージング『寄生獣』
会場 日本 東京(六本木・日本橋・京橋・銀座)
創設1985年
受賞『神様なんかくそくらえ』
賞名東京グランプリ
主催者公益財団法人ユニジャパン(第27回東京国際映画祭実行委員会)
期間2014年10月23日 - 31日
ウェブサイト ⇒http://2014.tiff-jp.net/ja/
東京国際映画祭開催史
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第27回東京国際映画祭(だい27かいとうきょうこくさいえいがさい)は、2014年10月23日(木)から10月31日(金)の9日間に開催された東京国際映画祭。
概要2014年10月30日、TOHOシネマズ日本橋での「庵野秀明の世界」にて登壇する庵野秀明2014年10月30日、TOHOシネマズ日本橋での「庵野秀明の世界」にて解説を行う庵野秀明(左)と明治大学大学院国際日本学研究科客員教授氷川竜介(右)
第27回東京国際映画祭は、まず2014年7月24日にオープニング作品、クロージング作品が発表された[1]。8月26日に記者会見が行われ、新しいロゴや特集上映「庵野秀明の世界」のラインナップなどが発表された[2]。9月19日には特別招待作品のラインナップが公式サイト上にて発表された[3]。その後、9月30日に虎ノ門ヒルズにて13時から「第27回東京国際映画祭 ラインナップ発表会」が行われ、全作品のラインナップ、審査部門の審査委員長および審査委員、その他のイベントなどの映画祭の概要が発表され、この発表会の模様はニコニコ生放送によるライヴストリーミングで生中継された[4]。
東京都区部の六本木・日本橋・京橋・銀座で開催された。六本木が主要会場になるのは、第17回(2004年)から11回連続。日本橋で開催されるのは、第25回(2012年)に続いて2回目。銀座で開催されるのは初めて。
上映会場にはTOHOシネマズ六本木ヒルズ(スクリーン1 - 7、ただし3は1プログラムのみ)、シネマート六本木(スクリーン4 / 10月26日のみ)、2014年3月に開館したTOHOシネマズ日本橋(スクリーン6 - 9)、建て替えられ2013年4月に開館した歌舞伎座(1回のみ)が使われた(特別提携企画「N.Y.近代美術館コレクション」は京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホールにて11月9日まで開催)。
コンペティション、特別招待作品、アジアの未来、日本映画スプラッシュ、ワールド・フォーカス、国際交流基金アジアセンターpresents「CROSSCUT ASIA #01魅惑のタイ」の計6部門の自主企画と、庵野秀明の世界、歌舞伎座スペシャルナイト、特別上映、みなと上映会、文化庁映画週間、N.Y.近代美術館コレクションなどの共催・提携企画が行われた。
国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA は、第27回から新設された部門。アジアの国・監督・俳優・テーマなどを決めてアジア映画の特集上映を行う部門である。初回の2014年はタイ映画を特集する。国際交流基金アジアセンターは、国際交流基金の中に2014年4月に設けられた新たな部署である。東京国際映画祭では、CROSSCUT ASIA 以外にも、「アジアの未来」部門に「国際交流基金アジアセンター特別賞」を創設するなど、日本とアジアの映画交流事業を2020年までの7年間にわたって実施する予定[5][6]。