第20回参議院議員通常選挙(だい20かいさんぎいんぎいんつうじょうせんきょ)は、2004年(平成16年)7月11日に日本で行われた国会(参議院)議員の選挙である。.mw-parser-output .toclimit-2 .toclevel-1 ul,.mw-parser-output .toclimit-3 .toclevel-2 ul,.mw-parser-output .toclimit-4 .toclevel-3 ul,.mw-parser-output .toclimit-5 .toclevel-4 ul,.mw-parser-output .toclimit-6 .toclevel-5 ul,.mw-parser-output .toclimit-7 .toclevel-6 ul{display:none} 第2次小泉内閣は構造改革路線を着実に進めていた。しかし、自民党幹部の年金未納問題や選挙直前に成立した年金改革法などへの反発から、内閣支持率はやや伸び悩んでいた。その一方で、民主党は菅直人に代わって岡田克也が代表となり、初めて菅と鳩山由紀夫以外の代表が就任していた。前年の第43回衆議院議員総選挙において民主党は177議席を得ており、戦後の野党としては最も多い議席を単独で得ていたことから、二大政党制への変化が主張され始めていた。 選挙の結果、自民党は49議席と改選前から1議席減らし、民主党は50議席を得て改選第1党となった。また民主党は得票率でも選挙区・比例代表ともに自民党を大きく上回った。共産党や社民党も議席を減らしたことから、参議院においても二大政党制の傾向が強まることになった。しかし、自民党・公明党を合わせれば参議院の過半数を維持したことから、小泉内閣は選挙後もそのまま政権を担当した。 自由党代表だった小沢一郎の影響力が高まったことで、北東北の選挙区では民主党系の候補が議席を独占した。 2022年現在、東日本出身の首相の下で行われた最後の参院選である。次の第21回参院選からは毎回、山陽地方出身(選挙区が山陽地方以外の者を含む)の首相の下で行われている。
概要
選挙データ
内閣
第2次小泉内閣(第88代)
公示日
2004年(平成16年)6月24日
投票日
2004年(平成16年)7月11日
原則午後8時まで。市町村合併が行われた自治体や島嶼地区等では開票所への迅速化を理由に繰り上げる選挙管理委員会があった。
期日前投票が導入される(不在者投票制度から変更)。公示日の翌日から投票日の前日まで。
改選数
121
選挙区:73
比例区:48