第2次スーパーロボット大戦
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第2次スーパーロボット大戦ジャンルシミュレーションRPG
対応機種ファミリーコンピュータ (FC)対応機種一覧

ゲームボーイ (GB)
PlayStation (PS)
ゲームボーイアドバンス (GBA)
PlayStation 3 (PS3)
PlayStation Portable (PSP)
PlayStation Vita (PS Vita)
ニンテンドー3DS (3DS)

開発元ウィンキーソフト
発売元バンプレスト
プロデューサーじっぱ ひとからげ
デザイナー阪田雅彦
プログラマー庄真宏
音楽田中伸一
美術知見浩之
阪田雅彦
シリーズスーパーロボット大戦シリーズ
人数1人
メディア4メガビットロムカセット
発売日 1991年12月29日[1]
発売日一覧

GB
199506301995年6月30日
PS
199912021999年12月2日
GBA
200412162004年12月16日
PS3,PSP
201101262011年1月26日
PS Vita
201208282012年8月28日
3DS
201508202015年8月20日


対象年齢CERO:A(全年齢対象)
売上本数10万本(売上本数)[2]
18万本(出荷本数)[3]
その他型式:BAP-N9
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『第2次スーパーロボット大戦』(だいにじスーパーロボットたいせん)は、1991年12月29日バンプレストが日本で発売したファミリーコンピュータシミュレーションロールプレイングゲーム
概要

SDで表現されたロボットたちが競演する同社のクロスオーバー作品スーパーロボット大戦シリーズ』第2作目。「第2次」と銘打たれているが、前作であるゲームボーイ用ソフト『スーパーロボット大戦』(1991年)とストーリーおよび世界観のつながりはなく、シリーズカテゴリの一つである「DC戦争シリーズ」の第1作目にあたる。内容は前作から大幅に変更されており、システムの骨子はこの作品で確立された。ルート分岐は無く全26話構成。

開発はウィンキーソフトが行い、前作に引き続きプロデューサーはじっぱ ひとからげ、ゲーム・デザインは阪田雅彦が担当した他、音楽は後にスーパーファミコン用ソフト『第3次スーパーロボット大戦』(1993年)や『スーパーロボット大戦EX』(1994年)を手掛けた田中伸一が担当している。

1995年にゲームボーイ用ソフト『第2次スーパーロボット大戦G』(だいにじスーパーロボットたいせんジー)としてリメイク版が発売された他、1999年にはPlayStation用ソフトとしてリメイク版が発売された。ファミリーコンピュータ版はゲームキューブ用ソフト『スーパーロボット大戦GC』(2004年)の購入者特典としてゲームボーイアドバンスに移植された他、ニンテンドー3DS用ソフト『スーパーロボット大戦BX』(2015年)の初回特典として3DSに移植された。PlayStation版は2011年ゲームアーカイブス対応ソフトとして配信された。

ファミリーコンピュータ版はゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にてシルバー殿堂を獲得した。
ゲーム内容

ここでは、本作特有のシステムや新規追加・変更されたシステムについて解説する。シリーズ共通のシステムについてはスーパーロボット大戦シリーズのシステムを参照。
パイロット
前作ではロボットは擬人化されていたが、本作でパイロットが初採用された。これにより原作での人間関係が再現され、深みのある物語が展開されるようになる。特に前作からある説得で、原作で救えなかったキャラクターを仲間にできるなどオリジナル展開が用意され、作品を盛り上げるのに一役買った。
ユニット
ユニットはパイロットのレベル上昇に合わせてパワーアップしていく。武器は1ユニットあたり2つであり「低威力で高命中/高威力で低命中」または「接近攻撃(射程1の武器)/間接攻撃(射程2以上の武器)」の組み合わせの場合がほとんど。シナリオの進行によってより強力な武器が追加される場合は、以前の武器と入れ替わりとなり、常に武器数は2つである。
速度
以後のシリーズのシステムにはないパラメータ「速度」があり、レベルアップに応じて上昇する。速度に一定以上の差があると攻撃・反撃・再攻撃(または再反撃)と一回の戦闘で2回攻撃がおこる。これを踏まえて、精神コマンドの気合などでダメージ量が変化する効果が2回分反映され、上手く活用することで大きなダメージを与えることが可能。
ショップ
獲得した資金を使いショップで買い物ができる。ショップはMAP上の特定地点にあるが、位置のヒントなどはゲーム中で提示されない。『機動戦士ガンダム』のミライ・ヤシマが店員をしており、ブライトで訪れると専用の挨拶で迎えてくれる。

PS版では『スーパーロボット大戦F』のシステムを用いている関係で、上記のほとんどが変更されている。これに伴い、マップのレイアウトもFC版をベースに変更されている。
ストーリー

類まれなる頭脳と、優れたカリスマ性を持つ天才科学者・ビアン・ゾルダーク博士は、長年の緻密な調査により外外宇宙から地球に脅威が迫っていることを知る。自分の主張に耳を貸さない国連ではこの重大な危機に全く対抗できないことを悟ったビアンは、秘密結社・ディバイン・クルセイダーズ(通称:DC)を結成。武力による世界統一、すなわち世界征服を目指した。

DCの電撃戦の前に国連軍は壊滅状態に陥り、またたく間に全世界の8割が制圧されてしまう。さらにはビアンが設計し、自ら操縦する究極ロボ・ヴァルシオンによって、優秀なロボットやパイロットは次々に敗れ、捕虜となっていった。

もはやビアンの目的達成は間近だと思われていたが、まだ抵抗を続ける人々も残っていた。ゲリラ的に活動を続けていた彼らは、ガンダム・マジンガーZ・ゲッターロボの3体のスーパーロボットを要するホワイトベースを中心に力を結集し始める。唯一DCに対抗できる戦力を持ったホワイトベース隊は、各地を転々としながら仲間を集め、敢然とDCに反旗を翻した。

数々の激戦を潜り抜けたホワイトベース隊は、遂にDC本部のあるジャブロー要塞にて、ビアンとヴァルシオンを打ち破る。戦いを終えたスーパーロボットとそのパイロット達は「次なる戦いがいずれ来る」という死に際にビアンが残した言葉を胸に秘めながらも、つかの間の平和に身体を休めるのだった。後にこの戦いは、DC戦争(ビアンの反乱、第2次スーパーロボット大戦とも)と呼ばれることになる。
登場作品

★マークはシリーズ初参戦作品。
一覧

機動戦士ガンダム

機動戦士Ζガンダム

機動戦士ガンダムΖΖ

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

機動戦士ガンダムF91

マジンガーZ

グレートマジンガー

UFOロボ グレンダイザー

ゲッターロボ

ゲッターロボG

魔装機神サイバスター

解説

初登場作品は『UFOロボ グレンダイザー』と『魔装機神サイバスター』。『魔装機神サイバスター』は他の登場作品と異なり、原作が存在しないスーパーロボット大戦オリジナルの作品である。


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