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第2世代移動通信システム(だいにせだいいどうつうしんシステム)は、1993年に、第1世代移動通信システムの次に登場したデジタル方式の移動通信システムのこと。一般的に英語の「2nd Generation」から、「2G(にジー、ツージー)」などとも略される。デジタル方式の採用により、本システムを採用した携帯電話(PHS含む)は、電子メールやウェブ対応など高機能化した。(cf. 携帯機器) NTTドコモグループ(当時)と日本移動通信・DDIセルラーグループへ割り当てられた、第1世代移動通信システム向け周波数帯(800MHz帯)を第2世代向けに転用し、その後の追加割当や、第2世代当時に新規参入したデジタルホン・ツーカー・デジタルツーカーの各グループ向けへ新規に割当およびドコモグループの逼迫対策バンドならびにシティフォン・シティオ向けに追加で1.5GHz帯がそれぞれ割当られている。このうち、KDDI/沖縄セルラー電話(OCT)については、第3世代移動通信システム・CDMA2000(Band Class3。のちにEV-DOを含むCDMA2000 1xに移行)向けに転用し、同サービスが終了した2012年7月22日まで利用していた。 なお、前述のKDDI/OCTがCDMA2000・CDMA2000 1x・EV-DO向けに利用している帯域を含めた800MHz帯は2012年7月24日までに、1.5GHz帯は2010年3月31日までに全免許が失効となった。前者については、一部帯域を収束させた上で、既に一部帯域が再編後を見通した運用(ただし、完全運用は、再編前の割当が完全失効された後となる)がなされているが、後者は一旦すべて失効させた上で、2010年4月1日付で再度割当がなされている。再編後の割当については、第3世代移動通信システムを参照。 携帯無線通信用周波数表番号上り(MHz)下り(MHz)帯域幅(MHz)エリア用途キャリア停波日(免許期限切れ日)
目次
1 主な方式
2 日本の状況
2.1 日本の周波数割り当て
3 関連項目
主な方式
FDD - TDMA
PDC - 日本が独自開発した規格で、日本のみで採用。
GSM - 世界212ヵ国で採用。日本・韓国・北朝鮮では採用されていない。GMSにGPRSを採用したものは第2.5世代(2.5G)EDGEは第2.75世代(2.75G)に分類される。
D-AMPS - 北米を中心に採用。
FDD-CDMA
cdmaOne - 第2.5世代(2.5G)に分類される。
経緯から、PHSを含める場合もある。
日本の状況
日本の周波数割り当て
1893?898838?8432×5 = 10首都圏(テレターミナル→)FDD:PDC日本シティメディア→NTTドコモ(現在は使用を終了)
925?940870?8852×15 = 30日本全国(NTT大容量方式→)FDD:PDCNTTドコモグループ(925?930・870?875は現在は使用を終了)
2012年3月31日停波(同年7月24日失効)
940?948810?8182×8 = 16日本全国FDD:PDCNTTドコモグループ2012年3月31日停波(同年7月24日失効)
956?957826?8272×1 = 2日本全国FDD:PDCNTTドコモグループ(現在は使用を終了)
2887?889832?8342×2 = 4日本全国(マリネットホン→)FDD:PDC→cdmaOne(→CDMA2000→CDMA2000 1x/EV-DO)IDO・DDIセルラーグループ(現・au)(現在は使用を終了)
898?901843?8462×3 = 6日本全国(JTACS→)FDD:PDC→cdmaOne(→CDMA2000→CDMA2000 1x/EV-DO)IDO・DDIセルラーグループ(現・au)2012年7月22日停波(同年7月24日失効)
915?925860?8702×10 = 20日本全国(HICAP/JTACS→)FDD:PDC→cdmaOne(→CDMA2000→CDMA2000 1x/EV-DO)IDO・DDIセルラーグループ(現・au)2012年7月22日停波(同年7月24日失効)
31429?14391477?14872×10 = 20東名阪FDD:PDCツーカーグループ2008年3月31日停波・失効
1429?14391477?14872×10 = 20東名阪外FDD:PDCデジタルツーカーグループ2010年3月31日停波・失効
1439?14431487?14912×4 = 8東名阪FDD:(シティフォン・シティオ向け)PDCNTTドコモ・ドコモ東海・ドコモ関西2008年6月30日停波(同年9月30日失効)
1443?14531491?15012×10 = 20東名阪FDD:PDCデジタルホングループ2010年3月31日停波・失効
1465?1466.51513?1514.52×1.5 = 3東名阪FDD:PDCデジタルホングループ2010年3月31日停波・失効
1465?1466.51513?1514.52×1.5 = 3東名阪外FDD:PDCデジタルツーカーグループ2010年3月31日停波・失効
1466.5?14681514.5?15162×1.5 = 3東名阪FDD:PDC(逼迫対策バンド)NTTドコモ・ドコモ東海・ドコモ関西2008年6月30日停波(同年9月30日失効)
関連項目
移動体通信 : 方式間の比較
携帯機器
歴
第1世代携帯電話 (1G)
NTT大容量方式
TACS / JTACS
AMPS
NMT
第2世代携帯電話 (2G)
PDC
GSM
HSCSD
D-AMPS
iDEN
IS-95A
PHS
第2.5世代携帯電話 (2.5G)
PDC-P
GPRS
WiDEN
IS-95B
FACCH2
高度化PHS
第3世代携帯電話 (3G)
TD-CDMA
W-CDMA
CDMA2000 (CDMA2000 1x
CDMA2000 3x)
DECT
EDGE
第3.5世代携帯電話 (3.5G)
HSPA (HSDPA
HSUPA
HSPA Evolution / HSPA+
DC-HSDPA
DC-HSPA)
CDMA2000 1x EV-DO
第3.9世代携帯電話 (3.9G)
LTE (FDD-LTE)
UMB
TD-LTE
モバイルWiMAX(IEEE 802.16e)
XGP
AXGP
第4世代携帯電話 (4G)
LTE-Advanced (LTE-A)
LTE-B
WiMAX(IEEE 802.16m)
WiMAX 2.0 / 2.1
第5世代携帯電話 (5G)
LTE-XNRNR-IIoTLTE-MNB-IoTDECT-5G
日本の事業者別サービス
NTTドコモ
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