第2ドイツテレビ
Zweites Deutsches Fernsehen
形態テレビネットワーク
国 ドイツ
開局1963年4月1日
公式サイト ⇒www.zdf.de
ZDF本部
第2ドイツテレビ(ドイツ語: Zweites Deutsches Fernsehen)は、ドイツのラインラント=プファルツ州の州都マインツを本拠地としている公共放送局。略称はZDF(ツェット・デー・エフ)。 ZDFは、系列局を複数抱えるARD(ドイツ公共放送連盟、第1ドイツテレビを運営)とは違い、全国を1社でカバーしている。ドイツ国内すべての連邦州による合同契約のもと、独立非営利の公社として運営されている。 アメリカなどのようなテレビネットワークと違い、ZDFはドイツの至る所にある大規模な送信ネットワークを用い、1つの信号を全国へ再送信している。この送信ネットワークはTシステム(ドイツテレコムの子会社)によって運営されている[1]。 ドイツには公共放送が複数存在する。全国放送を行っているのはARDとZDFである。受信料は一括して徴収される。また広告放送も実施しているが、広告収入の占める割合は低く、ZDFでは総収入の8%ほどである。 ZDFは、西ドイツ・フランクフルト近郊の町エシュボルンで1963年4月1日に開局、1967年にカラー放送を開始した。その後、本拠地はヴィースバーデンを経て、1974年にマインツへ移転した。 日本のTBSと1995年に業務提携を締結しており、ZDF東京支局は東京都港区赤坂のTBS放送センター内にあったが、狭小のため2011年からドイツ文化会館に移った。また看板ニュース番組「heute」(「ホイテ」と読み、ドイツ語で「今日」の意味がある)がNHK BS1の番組「ワールドニュース」や「キャッチ!世界の視点」で放送されている。 ZDFはドイツ全土をカバーしているため、各州に支局(Landesstudio)を設けている。また海外にも、17の支局を置いている[2]。
概要
歴史
支局等
ドイツ国内
バーデン=ヴュルテンベルク州(シュトゥットガルト)
バイエルン州(ミュンヘン近郊のウンターフェーリンク
ベルリン(首都スタジオ(Hauptstadtstudio)と州スタジオがある)
ブランデンブルク州(ポツダム)
ブレーメン
ハンブルク
ヘッセン州(ヴィースバーデン)
メクレンブルク=フォアポンメルン州(シュヴェリーン)
ニーダーザクセン州(ハノーファー)
ノルトライン=ヴェストファーレン州(デュッセルドルフ)
ラインラント=プファルツ州(本部と同じマインツ)
ザールラント州(ザールブリュッケン)
ザクセン州(ドレスデン)
ザクセン=アンハルト州(マクデブルク)
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州(キール)
チューリンゲン州(エアフルト)
ベルリン首都支局
バイエルン州支局
ブランデンブルク州支局
ハンブルク支局
ヘッセン州支局
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州支局(北ドイツ放送キール支局と同居)
ドイツ国外
ベルギー - ブリュッセル
トルコ - イスタンブール
南アフリカ共和国 - ヨハネスブルク
エジプト - カイロ
イギリス - ロンドン
ロシア - モスクワ
ケニア - ナイロビ
アメリカ合衆国 - ニューヨーク/ワシントンD.C.
フランス - パリ
中華人民共和国・ 日本 - 北京・東京兼務(記者は北京駐在)
ブラジル - リオデジャネイロ
イタリア - ローマ
シンガポール
イスラエル - テルアビブ
ポーランド - ワルシャワ
オーストリア - ウィーン
番組「de:Kategorie:Fernsehsendung (ZDF)」を参照