第19代総選挙_(大韓民国)
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第19代総選挙

2008年 ←
2012年4月11日 (2012-04-11)
→ 2016年


国会300議席
投票率54.3%
 第1党第2党第3党
 
党首朴槿恵韓明淑 李正姫 
政党セヌリ党民主統合党統合進歩党
党首就任2012年1月2012年1月2011年12月
党首選挙区比例代表比例代表立候補辞退
前回選挙153議席81議席5議席
選挙前議席152議席80議席7議席
獲得議席162議席127議席13議席
議席増減-10議席+46議席+6議席
得票数9,129,2267,775,7372,198,082
得票率42.80%36.45%10.30%

 第4党第5党
 
党首沈大平 
政党自由先進党無所属
党首選挙区世宗特別自治市
前回選挙18議席25議席
選挙前議席14議席27議席
獲得議席5議席3議席
議席増減-9議席-24議席
得票数689,843
得票率3.23%


第19代総選挙 地域区選挙結果

■=セヌリ党・■=民主統合党・■=統合進歩党
■=自由先進党・■=無所属

第19代総選挙
各種表記
ハングル:?19? ??
漢字:第19代總選
発音:ジェ シプク デ チョンソン
日本語読み:だい19だい そうせん
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第19代総選挙は、韓国立法府である国会を構成する議員を改選するため2012年4月11日に投票が行われた選挙で、1948年5月の初代総選挙から数えて19回目となる。韓国では、選挙回数について「第○回」ではなく「第○代」と数え、名称も「総選挙」(???)ではなく「総選」(??)と表記するのが一般的である。なお、この総選挙は、韓国の公職選挙法が改正されて以降に国外に居住する韓国国民にとって在外投票が可能となった初の国政選挙である[1]
概要

国会議員の任期4年が満了したことに伴い行われた選挙である。今回の総選挙は任期4年目を過ぎた李明博大統領政権運営に対する評価のみならず、12月に行われる大統領選挙の行方を占う前哨戦としての性格も併せ持っていた[2]。なお世宗特別自治市長選挙と同自治市の教育監選挙 基礎自治団体長(5地域)と広域議会議員(37選挙区37名)及び基礎議会(18選挙区19名)の再補選も同時に行われた。  

ハンナラ党から党名改称し党刷新を図る与党セヌリ党に対し、野党は「李明博政権と与党セヌリ党に対する審判」を最大争点に掲げて対決する構図となった。同時に民主統合党(以下、民主党)や統合進歩党(以下、進歩党)など進歩系野党は地域区候補者の一本化を通じた野圏連帯による与野逆転を狙った。また総選挙の結果が大統領選挙の結果を左右するとされているため、有力候補者と目される朴槿恵非常対策委員長(セヌリ党)や文在寅常任顧問(民主党)等にとっても浮沈を懸けた争いとなった[3]

2009年の公職選挙法改正で導入された在外選挙制度が初めて実施された他、TwitterFacebookなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用した選挙運動が法定選挙運動期間外でも可能となった[4]。注:本稿における政党の略称については、原則として中央選挙管理委員会に登録された略称を使用する[5]
日程

2011年12月13日:予備候補
[6]登録開始

2012年3月22日-23日:立候補者登録。午前6時?午後6時

2012年3月28日-4月2日:在外投票所投票。午前8時?午後5時

2012年3月29日:選挙期間開始日

2012年4月4日-5日:不在者投票

2012年4月11日:投票日。午前6時?午後6時

基礎データ

選挙事由:任期満了

有権者:満19歳以上の大韓民国国民

被選挙権:満25歳以上の大韓民国国民

確定選挙人数:40,186,172名(国外不在者を含む)
[7]  

議員定数:300議席。今回の総選挙に限り前回より1名増員[8]

地域区:246議席(前回比1増)

比例代表:54議席


投票:2票制。候補者(地域区)と政党(比例代表)へ票を投じる(記号式投票

選挙制度:小選挙区比例代表並立制重複立候補は禁止[9]。 

地域区:小選挙区制、最多得票を得た候補が当選

比例代表制:政党に投じられた得票に比例して議席配分。阻止条項あり(得票率3%未満もしくは地域区5議席未満の政党)。


比例代表の配分方法:阻止条項をクリアした政党(議席割当政党)の得票を議席割当制党の合計得票で割り、算出された商の整数部分を各議席割当政党に配分。残る議席は小数点以下の商が大きい議席割当政党の順に配分[10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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