第18代総選挙_(大韓民国)
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第18代総選挙

2004年 ←
2008年4月9日 (2008-04-09)
→ 2012年


国会299議席
投票率46.0%
 第1党第2党第3党
 
党首姜在渉孫鶴圭李会昌
政党ハンナラ党統合民主党自由先進党
党首就任2006年7月2008年1月2008年1月
党首選挙区大邱広域市西区(辞退)ソウル市鐘路区(落選)忠清南道洪城郡礼山郡
前回選挙121議席
選挙前議席112議席136議席9議席
獲得議席153議席81議席18議席
議席増減+41議席?55議席+9議席
得票数6,421,7274,313,6451,173,463
得票率37.4825.176.84%


第18代総選挙党派別議席数

第18代総選
国会議事堂庁舎(ソウル特別市汝矣島
各種表記
ハングル:?18? ??
漢字:第十八代總選
発音:ジェ シプパル デ チョンソン
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第18代総選挙(だい18だいそうせんきょ)は、大韓民国国会議員を選出するため2008年4月9日に行なわれた韓国の選挙で、1948年5月の初代総選挙から数えて18回目となる。韓国では選挙回数を「第○回」ではなく「第○代」と数え、名称も「総選挙」(???)ではなく「総選」(??)と表記するのが一般的である。
概要

前年12月の大統領選挙で当選した李明博が、第17代大統領に就任(2月25日)した直後[1]に行われた総選挙である。選挙の結果、10年ぶりに政権与党に復帰したハンナラ党が過半数を上回る議席を確保する一方で、旧与党系の大統合民主新党(以下、民主新党)と民主党(以下、旧・民主党)が統合して創党された「統合民主党」(以下、民主党)は現有議席を下回る結果となった。また、大統領選挙に出馬して健闘した李会昌が結成した自由先進党(以下、先進党)やハンナラ党の公認を外された朴槿恵派の議員が結成した親朴連帯は善戦健闘、左派政党の民主労働党(以下、民労党)は現有議席を下回る厳しい結果となった。
基礎データ

大統領李明博ハンナラ党)、前年の大統領選挙で与党系の鄭東泳候補(民主新党)を大差で破って当選した。2月に第17代大韓民国大統領に就任。

改選議席数:299議席

小選挙区:245議席

比例代表:54議席


選挙制度:小選挙区比例代表並立制(記号式2票制)

告示:2008年3月27日(候補登録は3月26日と27日の二日間)

有権者数:37,796,035名(2006年の地方選挙から有権者の年齢が満20歳以上から満19歳以上に引き下げ[2]

候補者数:1119人(小選挙区)/15政党・188人(比例代表)

各政党別候補者数党派地域区比例区
統合民主党19731
ハンナラ党24549
自由先進党9420
民主労働党10310
創造韓国党1212
親朴連帯5314
進歩新党3411
無所属127―

出典:韓国中央選挙管理委員会の「第18代総選挙総覧」の248?249頁“政党別候補者及び当選人数”より。なお諸派政党の候補者に関しては除外した。
選挙結果

投票日:2008年
4月9日

投票率:46.0%(投票した有権者数17,415,666名/総有権者数37,796,035名)[3]・・・歴代総選挙で過去最低[4]

地域別投票率一覧道・市投票率投票者数全有権者数
全国平均46.117,415,66637,796,035
ソウル特別市45.83,701,6198,078,355
仁川広域市42.5858,2342,018,699
釜山広域市42.91,218,3032,841,445
蔚山広域市45.8371,853812,693
大邱広域市45.1857,0411,899,679
大田広域市45.3498,8761,101,299
光州広域市42.4438,3791,034,393
京畿道43.73,626,6668,290,855
江原道51.5600,6921,166,766
忠清北道49.3567,4371,151,531
忠清南道48.2744,0181,542,618
全羅北道47.5676,7271,424,401
全羅南道50.0748,7441,496,888
慶尚北道53.11,113,6462,097,907
慶尚南道48.31,171,6892,424,602
済州特別自治道53.5221,444413,904

出典:中央選挙管理委員会 第18代国会議員選挙管理システム。なお投票率が50%を越えた地域は太字で強調した。

有権者の興味を惹くほどの与野党間の争点がなかった事や、主要政党の公認決定が内紛などで遅れ、各党間の政策が明確に示される環境が整わないなどの理由から、選挙[5]への関心は低く、選挙管理委員会による博物館などの公共施設利用料が無料になる確認証配布[6]などの施策も功を奏せず、前回総選挙(17代)の投票率60.6%に比べ、マイナス14.5%も低下し、これまでで最低だった2000年総選挙(第16代)の投票率57.2%をも下回る過去最低の投票率を記録した。


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