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第17回日本レコード大賞
本戦の会場として使われた帝国劇場
ジャンル特別番組(音楽番組)
構成松原史明
演出梅沢汎
司会者高橋圭三
森光子
小川哲哉
押阪忍
出演者布施明
ほか
音楽長洲忠彦
国・地域 日本
言語日本語
製作
プロデューサー中村寿雄
吉田恭爾
製作TBS
放送
放送チャンネルTBS系列
放送国・地域 日本
'75日本レコード大賞は誰に? 第一次審査発表
放送期間1975年11月9日
放送時間日曜19:30 - 20:55
放送枠日本レコード大賞
サンデースペシャル
放送分85分
回数1回
本戦
放送期間1975年12月31日
放送時間水曜19:00 - 20:55
放送枠日本レコード大賞
放送分115分
回数1回
番組年表
前作第16回日本レコード大賞
次作第18回日本レコード大賞
特記事項:
本年度より、関西地区でのテレビ中継ネットが毎日放送に変更。
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第17回日本レコード大賞は、1975年(昭和50年)12月31日に帝国劇場で行われた、17回目の『日本レコード大賞』である。
なお同年11月9日にはノミネート歌手を発表する『'75日本レコード大賞は誰に? 第一次審査発表』を開催、『サンデースペシャル』で放送した。 第17回の大賞は、布施明の「シクラメンのかほり」に決定した。布施明は初の受賞。なお、大賞の発表は押阪忍[注釈 1](「ベルトクイズQ&Q」の司会者)が務めた。 最優秀歌唱賞は五木ひろし。前年第16回に続いて2年連続の受賞。 この年から1977年(第19回)までは「大賞候補ベストテン」と称する10作品の中から、歌唱賞(5作品)が選出され、さらにその中から大賞と最優秀歌唱賞が決定された。これが1978年(第20回)以降の「金賞」の前身となった。 この年の大賞候補ベストテン10作品は、布施明の「シクラメンのかほり」(大賞)、五木ひろしの「千曲川」(最優秀歌唱賞)、野口五郎の「私鉄沿線」(歌唱賞)、南沙織の「人恋しくて」(歌唱賞)、小柳ルミ子の「花車」(歌唱賞)、森進一の「あゝ人恋し
概要
最優秀新人賞は細川たかしの「心のこり」と岩崎宏美の「ロマンス」との激戦となり、細川の「心のこり」が受賞した。
視聴率は2.7P下落の43.0%。また、この年からは近畿地区でのテレビ中継のネット局が朝日放送から毎日放送に変更された。
当時人気絶頂の新御三家(野口五郎、西城秀樹、郷ひろみ)のうち、郷ひろみだけがいかなる賞にも漏れた。大晦日の放送では小川アナウンサーがわざわざ郷に「今どんな心境か」とインタビューする場面もあった。郷は翌年大衆賞を受賞し、新御三家3人そろってのエントリーを果たす。
司会
高橋圭三 - 7度目の司会。
森光子 - 4度目の司会。
小川哲哉 - 2度目の司会。レポーターを含めると5度目の担当。
受賞作品・受賞者一覧
日本レコード大賞
「シクラメンのかほり」
歌手:布施明
作詞:小椋佳
作曲:小椋佳
編曲:萩田光雄
最優秀歌唱賞
「千曲川」
歌手:五木ひろし - 2年連続2度目
最優秀新人賞
細川たかし(曲:「心のこり」)
歌唱賞
「私鉄沿線」
歌手:野口五郎
「人恋しくて」
歌手:南沙織
「花車」
歌手:小柳ルミ子 - 3年ぶり2度目。
大衆賞
「十七の夏」他、一連のヒット曲
歌手:桜田淳子
新人賞
岩崎宏美(曲:「ロマンス」)
小川順子(曲:「夜の訪問者」)
片平なぎさ(曲:「美しい契り」)
太田裕美(曲:「雨だれ」)
作曲賞
「下宿屋」(歌:森田公一とトップギャラン)
作曲:森田公一
編曲賞
「空飛ぶ鯨」(歌:ちゃんちゃこ)
編曲:萩田光雄
作詩賞
「乳母車」(歌:菅原洋一)