第104回全国高等学校野球選手権大会
大会中の阪神甲子園球場
試合日程2022年8月6日 - 8月22日
キャッチフレーズ「この夏も、応援したい君がいる。」
出場校49校
参加校数3547校
優勝校仙台育英(宮城、初優勝)
試合数48試合
選手宣誓玉城陽希(横浜)
始球式斎藤佑樹(早稲田実業OB・第88回大会優勝投手)
開会式司会三好紅葉(兵庫・武庫川女子大学附属高校)
浜辺真緒(兵庫・白陵高校)
入場先導東尾凜(兵庫・三田西陵高校[注釈 1])
閉会式司会桑田優希(兵庫・武庫川女子大学附属高校)
平田舜珠(兵庫・武庫川女子大学附属高校)
総入場者数566,500人[3](1日平均40,464人)
大会本塁打28本
タイブレーク延長13回以降
< 20212023 >
全国高等学校野球選手権大会
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第104回全国高等学校野球選手権大会(だい104かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい)は、2022年8月6日から8月22日まで14日間(休養日を除く)にわたって阪神甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権大会である。 第94回選抜大会から採用された継続試合が選手権大会でも本大会より導入される。 またコロナ禍前の2019年・101回大会以来3大会ぶりにドリームシートの設置と観客数に制限を設けずに開催されるが、コロナ感染対策、熱中症対策として、外野席を含め全席指定席・プレイガイドのネット販売による前売り発売(当日券無し・日付指定。雨天中止[注釈 2]で日程不成立、ないしは試合予定日が休養日となった場合はそのチケットは無効・払い戻し。決勝戦は日付指定ではない形なので除く[注釈 3]。また101回大会まで販売されていた、大会期間を通した通し券「連券」の発売も廃止された[4])とし、入場の入れ替えも、原則としてアルプススタンドの野球部関係者・保護者らの応援席を除きほとんど行われない[5]。 その後、大会直前の7月27日に大会運営本部は、当日の発売枚数の状況や天気・曜日などを総合的に判断し、発売が可能であれば外野席に限り当日券を球場の窓口にて販売、ネットでも座席の余裕がある内野指定席他の座席を販売するとした(当日券販売は前日夕方をめどに大会公式サイトにて発表する)[6]。 本大会より、女子部員がシートノックの球渡しなどの練習補助、およびボールパーソンを担当できるようになった[7]。
概要
日程
2021年
11月17日 - 主催する朝日新聞社と日本高校野球連盟(高野連)が運営委員会を開き、開催期間を8月6日から14日間(休養日3日を除く)で決定された[8]。
2022年
4月27日 - 本大会の入場料が改定。選抜大会同様全席指定で最高額の中央特別席は4,200円に、外野席も1,000円に料金が引き上げられた[5]。
6月18日 - 地方大会が全国のトップを切って沖縄で開幕した[9]。
7月6日 - 臨時運営委員会を開き、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを決める[10]。代表校の選手らには7月29日から8月1日までPCR検査を受け、全員が陰性と判断された場合に甲子園への移動を認める。また、大会日程の関係とコロナ感染拡大を防止する観点からで甲子園球場での事前練習は実施しない。組み合わせ抽選会は8月3日にフェスティバルホールにて、各校の選手代表者ら1チーム22人までの参加を認めて全出場校が出席して行う。開会式(8月6日予定)は、全登録メンバーが参加し、通常通りの開催を前提として行う[11]。
7月31日 - 西東京大会で決勝戦が行われ地方大会の全日程が終了し49代表校が決定[注釈 4]。
8月2日 - 前日までのPCR検査の結果、浜田・帝京第五・有田工・九州学院の4校は新型コロナウイルスの集団感染と判断され、組み合わせ抽選会と開会式に参加せず、大会規定により第8日に初戦が組まれる。これに伴い当初予定の第7日と第8日の試合を3試合ずつ入れ替え、3回戦の日程も一部入れ替わる[13]。
8月3日 - 組み合わせ抽選会をフェスティバルホールにて開催。欠席の4校の抽選には高野連会長が代理でくじを引いた。
8月5日 - 開会式リハーサルが行われるが、県岐阜商と九州国際大付は複数の選手が体調不良のため欠席した。翌日の開会式では前出の6校を除いた43校の主将のみ[注釈 5]が参加することが大会本部から発表された[14]。
8月6日 - 開会式と第1試合『日大三島対国学院栃木』が雨天のため、それぞれ当初の予定より30分遅らせて実施した[15][16]。
8月12日 - 第7日。先述の通り第8日に行われる3試合を入れ替えて行われた。
8月13日 - 第8日。新型コロナウイルスに集団感染し組み合わせ抽選会と開会式リハーサル、開会式をいずれも欠席した4校が初戦を予定通り戦った。この4校は初戦まで期間を延ばしたため、新型コロナウイルスに感染した選手を入れ替えることはなかった。このことにより、第3試合『智弁和歌山対国学院栃木』で全49校が棄権することなく初戦を終えた[17]。
8月15日 - 第2試合開始前に育成功労賞表彰式。