第二次世界大戦中のアメリカ海軍の喪失艦一覧(だいにじせかいたいせんちゅうのアメリカかいぐんのそうしつかんいちらん)は、第二次世界大戦中(主に1941年12月7日から1945年10月1日まで)のアメリカ海軍の喪失艦のリストである。例外として1941年10月31日に失われた駆逐艦「ルーベン・ジェームズ」についても記載する。
概要「アメリカ海軍艦艇一覧」も参照
この一覧のオリジナルは、アメリカ海軍が第二次世界大戦終結後の1946年にジェームズ・フォレスタル海軍長官に対して海軍作戦部長兼合衆国艦隊司令長官を務めたアーネスト・キング元帥[注釈 1]の名において提出された公式レポート "U.S. Navy at War 1941 - 1945" の附録C "Appendix C: Losses of United States Naval Vessels From all Causes, 7 December 1941-1 October 1945 として作成されたものである[注釈 2]。
下記の記述のうち「場所」、「日付」および「原因」などは概ね "Losses of United States Naval Vessels From all Causes, 7 December 1941-1 October 1945" に拠るものとするが、1999年にアメリカ海軍歴史センターが作成した "The Official Chronology of the U.S. Navy in World War II" および参考文献中に詳細な記事を求められる場合は、該当記事と合わせて補足している。この一覧には完全な沈没艦のほか、戦闘により修復不可能な「全損」と判定されて除籍された艦艇も含むが、例えば沖縄戦において神風特別攻撃隊の攻撃で全損判定を受け早期に除籍された駆逐艦「ニューコム」 (USS Newcomb, DD-586) は、除籍が1945年10月1日以降[注釈 3]のためか、含まれていない。また、全損判定により除籍された艦艇の中には、除籍後に沈没した艦、解体された艦が混在しているが、これらの「日付」は全損判定を受けるきっかけとなった損傷日が「喪失日」として扱われている。この件に関するズレについても可能な限り補足している。其の他全般に関しても、喪失時の状況が追跡可能な場合は、こちらも可能な限り "The Official Chronology of the U.S. Navy in World War II" や参考文献などを参照して出典を補足している。詳細な記述は当該項目も参照されたい。追跡が困難な部分はオリジナルのままとしている。
艦種は概ね喪失時のものであり、例として、戦艦から標的艦に転じた「ユタ」は各種補助艦艇に、航空母艦から水上機母艦に転じた「ラングレー」は水上機母艦の項目に載せている。日付はアメリカ時間に合わせる。この表による主な戦闘艦艇の喪失数をまとめると戦艦3(含ユタ)、空母5、護衛空母6、重巡7、軽巡3、駆逐艦71、護衛駆逐艦12、潜水艦52、水上機母艦3である。 艦名場所日付原因補足出典
一覧
戦艦
アリゾナ (Arizona, BB-39)真珠湾
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯21度21分 西経157度57分 / 北緯21.350度 西経157.950度 / 21.350; -157.950 (アリゾナ (Arizona, BB-39))
オクラホマ (Oklahoma, BB-37)真珠湾
北緯21度21分 西経157度57分 / 北緯21.350度 西経157.950度 / 21.350; -157.950 (オクラホマ (Oklahoma, BB-37))
艦名場所日付原因補足出典
ホーネット (Hornet, CV-8)南緯08度38分 東経166度43分 / 南緯8.633度 東経166.717度 / -8.633; 166.717 (ホーネット (Hornet, CV-8))