第三次イゾンツォの戦い
第十一次までのイゾンツォの戦いの戦況図
戦争:第一次世界大戦
年月日:1915年10月18日 - 11月3日
場所:イゾンツォ川、西スロベニア
結果:オーストリア軍の勝利
交戦勢力
イタリア王国 オーストリア=ハンガリー帝国
指導者・指揮官
ルイージ・カドルナ
アオスタ公エマヌエーレ・フィリベルトフランツ・コンラート・フォン・ヘッツェンドルフ
スヴェトザル・ボロイェヴィッチ
戦力
歩兵338個大隊
騎兵130大隊
火砲1372門歩兵137個大隊
(増援37大隊)
火砲634門
損害
戦死傷者67,100人戦死傷者40,400人
イタリア戦線
第一次イゾンツォ
第二次イゾンツォ
第三次イゾンツォ
第三次イゾンツォの戦い(イタリア語:Terza battaglia dell'Isonzo, ドイツ語:Dritte Isonzoschlacht)は、第一次世界大戦中のイタリア戦線で1915年10月18日から11月3日にかけて、イタリア王国とオーストリア=ハンガリー帝国の間で戦われた会戦である。 第一次イゾンツォの戦いと第二次イゾンツォの戦いで山岳地帯に阻まれて苦戦する中、2ヵ月半の兵力補給の間にルイージ・カドルナ大将は、1,200門もの大砲を掻き集めて不利を是正しようとした。3度目の攻勢でカドルナは伊墺国境の要衝ゴリツィアを占領することを望んでいた。しかし2度にわたる大攻勢の不調は、カドルナの単調な指揮(軍を均衡に並べての平押し)による漠然とした全面攻撃にも要因があった。
目次
1 戦闘前
2 戦闘
3 他の戦闘
4 資料
5 引用
6 関連項目
戦闘前