第一三共
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第一三共株式会社
Daiichi Sankyo Company, Limited

種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証プライム 4568
2005年9月28日上場大証1部(廃止) 4568
2005年9月28日上場名証1部 4568
2005年9月28日 - 2013年6月16日
本社所在地 日本
103-8426
東京都中央区日本橋本町三丁目5番1号
設立2005年9月28日(創業:1899年三共1915年第一製薬
業種医薬品
法人番号1010001095640
事業内容医薬品等の製造、売買及び輸出輸入
主要製品の項を参照
代表者眞鍋淳代表取締役会長CEO
奥澤宏幸(代表取締役社長COO兼社長執行役員)
平島昭司(代表取締役専務執行役員)
資本金500億円
発行済株式総数19億4703万4029株
(2023年3月31日現在)
売上高連結:1兆2784億7800万円
単体:8589億7400万円
(2023年3月期)
営業利益連結:1226億1000万円(コアベース)
単体:△370億8800万円
(2023年3月期)
純利益連結:1091億8800万円
単体:1042億4700万円
(2023年3月期)
純資産連結:1兆4458億5400万円
単体:9775億6000万円
(2023年3月31日現在)
総資産連結:2兆5088億8900万円
単体:1兆8657億700万円
(2023年3月31日現在)
従業員数連結:17,435人
単体:5,756人
(2023年3月31日現在)
決算期3月31日
会計監査人有限責任あずさ監査法人
主要株主日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 17.60%
(株)日本カストディ銀行(信託口) 8.85%
JP MORGAN CHASE BANK 385632 6.76%
(相)日本生命保険 4.48%
(2023年3月31日現在)
主要子会社グループ会社一覧の項を参照
関係する人物高峰譲吉(創業者)
塩原又策(創業者)
慶松勝左衛門(創業者)
廣川和憲(元副社長CFO副社長執行役員)
中山讓治
外部リンクwww.daiichisankyo.co.jp
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第一三共株式会社(だいいちさんきょう)は、東京都中央区日本橋本町に本社を置く、日本の大手製薬会社である。日経平均株価およびTOPIX Core30JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[2][3][4]
概要・沿革

2005年9月28日三共第一製薬とが経営統合して発足した。当初は純粋持株会社であり、統合元となった両者を完全子会社として傘下に収める形式だった。その後2007年4月に三共および第一製薬を吸収合併し、両社の医療用医薬品事業を第一三共に統合(事業持株会社)、現在の事業会社に移行した。統合にあたって、第一三共本体は病院向けの医療用医薬品に特化し、ヘルスケア事業(大衆薬:OTC医薬品部門)については新会社第一三共ヘルスケアを設立、2006年4月に営業開始。直後の4月13日にアステラス製薬傘下だった同部門のライバルメーカー・ゼファーマ[注釈 1]の全株式を取得して完全子会社化した。なお、ゼファーマは2007年4月に、旧第一三共ヘルスケアとの合併で消滅した。また、医薬品事業に経営資源を集中するため、海外子会社の整理、非医薬品事業の売却を進めた。

2008年6月11日にインド大手の製薬会社ランバクシー・ラボラトリーズ社の買収を発表。同年10月20日に連結子会社としたが、2015年3月24日にサンファーマ社がランバクシー・ラボラトリーズ社を吸収合併[5]。合併後もサン・ファーマ社の株式を保有していたが、同年4月21日に保有していた全株式を売却した[6]。これにより、連結子会社ではなくなったものの、今後も業務提携は継続されている。2019年3月1日には、当社が日本国内で製造販売を行っていた長期収載品の一部を吸収分割によりアルフレッサ ファーマへ譲渡した[7]

2023年時点、日本国内の製薬会社における売上高ランキング4位である[8]2022年時の世界ランキングでは25位であり、武田薬品工業(同11位)・大塚ホールディングス(同22位)・アステラス製薬(同23位)・エーザイ(ランク外)と共に国内製薬メーカー大手5社の1つである[9]2023年1月時点の時価総額は、医薬品セクターで1位。全業種内では9位。

コーポレートスローガンは2012年4月1日より全世界統一で「Passion for Innovation. Compassion for Patients.」に改められ、日本国内では「イノベーションに情熱を。ひとに思いやりを。」を用いることとなった。

第一勧銀グループ(三金会)に加盟している。
グループ会社一覧
国内

※全て株式会社である。

第一三共ヘルスケア - 医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、食品、飲料水などの製造および売買
一般用医薬品や化粧品などを担当。旧三共と旧第一製薬の一般用医薬品事業を統合し、さらに、2007年4月1日にはアステラス製薬を離れ、グループ会社となったゼファーマを吸収合併。

第一三共プロファーマ - 医薬品の製造
医薬品の製剤並びに物流部門の子会社。2006年10月設立。2007年4月に旧第一製薬の生産機能会社であった第一ファルマテックを吸収合併。旧三共から生産部門を分割・吸収した。2015年4月に小名浜と館林の2つの原薬工場を分割により第一三共ケミカルファーマへ継承すると同時に、2007年4月に旧第一製薬グループの第一物流から社名変更した第一三共ロジスティクスを吸収合併し、物流機能を統合した。なお、生産拠点の一部を他社へ譲渡しており、静岡工場は2010年4月1日にシミック(現・シミックホールディングス)の子会社であるシミックCMOへ譲渡され同社の本社となった。また、秋田工場も2015年4月1日にアルフレッサ ホールディングスの子会社であるアルフレッサ ファーマへ譲渡され、同社子会社のアルフレッサ ファインケミカルとして発足した。一方、小田原工場は2013年4月に隣接する第一三共ケミカルファーマの小田原工場へ分割・統合した。

第一三共ケミカルファーマ - 医薬品の原体および中間体などの製造および製造受託など
医薬品の原体・中間体製造部門の子会社。2007年10月設立。2008年4月に旧三共のグループ会社だった三共化成工業と三共有機合成を吸収合併。2013年4月に第一三共プロファーマとの2社で隣接していた小田原工場を当社へ統合。2015年4月に第一三共プロファーマから小名浜と館林の2工場を分割・承継すると同時に、当社から治験薬製造機能を移管した。

第一三共バイオテック - ワクチンなどの製造受託など
ワクチンバイオ医薬品・治験薬の製造部門の子会社。2018年8月設立。2019年4月に北里第一三共ワクチンの生産並びに生産技術に係る事業を会社分割によって承継し、事業開始。

第一三共ビジネスアソシエ - グループのビジネスサポート業務
管理支援部門の子会社。2007年4月に三共保険エージェンシーとゴードー不動産(共に旧三共のグループ会社)、第一地所(旧第一製薬のグループ会社)を吸収合併。また、当社グループ国内各社の人事・経理業務の一部を移管。

第一三共ハピネス - グループのビジネスサポート業務
2007年3月設立。障害者の雇用の促進等に関する法律(障害者雇用促進法)に定める特例子会社
海外


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