竹本 泉
本名竹本 謙
生誕 (1959-01-19) 1959年1月19日(65歳)
日本 埼玉県
職業漫画家
活動期間1981年 -
ジャンル少女漫画、青年漫画
代表作『あおいちゃんパニック!』
『アップルパラダイス』
公式サイト ⇒ひまわりはうす
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竹本 泉(たけもと いずみ、本名・竹本 謙(たけもと けん)、1959年(昭和34年)1月19日 - )は、日本の漫画家。埼玉県出身。男性。血液型はB型。日本大学経済学部卒業。配偶者はマンガ家の矢野礼子。 少女漫画は妹の影響で読み始めた。和田慎二『銀色の髪の亜里沙』の影響を受けて少女漫画を描き始め、「なかよしまんがスクール」に2年間投稿。 大学4年次の教育実習時に第21回なかよし・少女フレンド新人漫画賞佳作となった『夢みる7月猫(ジュライキャット)』にて『なかよし』1981年8月号でデビュー。『なかよし』本誌での初連載作品は「パイナップルみたい♥」[1]。 この節には複数の問題があります。改善 短編または短編連作型のシチュエーション・コメディを得意としており、ほのぼのとしているがどこか変な話というのが基本的な作風で、これはデビュー当初から掲載誌のジャンルの変遷を経ても一貫している。その作風を端的に表現したものとして「エロとグロのない吾妻ひでお」という評もある[2]。 エドガー・ライス・バローズをはじめとしたSFファンで、作品中に著名SF作品を下敷きにしたネタが散見される。またいくつかのSF作品は、宇宙人、コピーされた地球など設定が同じである。各作品世界が同一のものであるかは不明。また、無類の猫好きとして知られ、猫をテーマとした漫画をしばしば描く。猫以外にも犬、イルカ、宇宙人、恐竜なども、よく作品に登場する。2003年まで飼っていた飼い猫のエピソードを漫画化した作品として『ある日のツヴァイ』などもある。飼い猫や作中に登場する猫にツヴァイ、どら菜、ふゅあ菜、ふゅん菜、じーく菜などが頻出する。 『なかよし』の専属契約を離れフリーランスの漫画家となって以降は、ゲーム誌やマニアックな雑誌での作品が増え、現在はほぼその方面で活動する作家である。しかし本人は少女誌の仕事がほとんどなくなった後も、少女漫画家を自称し続けている。趣味は海外SFを中心とした読書と、チェス、アニメ鑑賞、テレビゲーム。ポリシーとして原稿はいつも締め切り前に仕上げる。ただ、毎年11月は休載が慣例となっている。 独特のポップな背景、かわいらしい画風を持つ。この作風とペンネームゆえ、かつては女性と誤解されることが多かった。登場人物の台詞と名前、作品タイトルも掛詞や言葉遊びを凝らした独特のものが多い。ヤシの木などの慣れている物であれば、当たりをつけただけの下書きでペン入れしたりするなど、作画のスピードは速く、『エマ ヴィクトリアンガイド』で『エマ』の作者である森薫と対談した際、原稿を描くスピードについて「ネームが決まれば1日半から2日で仕上げまで」と発言して森を絶句させている。月刊で連載をしていた森は2週間程度使っていたが、竹本は更に続けて、森の作品の背景なら密度があるので「もう2日くれって言います」と発言し森を驚愕させた。長年、作画にはGペンを使用していたが、2011年末に遂にモノクロ原稿のみデジタルを導入した[3]。カラー原稿は、少女誌で活動していた頃はカラーインクやエアスプレーを使用していたが、後にコピックやアクリルガッシュに移行。2015年末ごろよりカラー原稿もデジタル化している。 デビュー間もない頃からアニメに向いた絵柄という評価があり、フリーランスになってからの掲載誌についてはメディアミックスに注力している雑誌・出版社も少なくないため、作品のメディアミックス展開、とりわけテレビアニメ化については各方面で度々噂が上がった作家である。また、『アニメディア』などのアニメ雑誌が行うアニメ化希望作品についての読者アンケート調査でも、1980年代後半の一時期、『あおいちゃんパニック!』などが上位ランクインの常連作品の一つになっていた事がある。 しかし、竹本の原作作品はもとより、竹本が関連する作品についても、テレビアニメ方面で作品展開されたケースは実質的に存在しない。わずかにメディアミックス絡みのものとして、1986年から1987年に掛けて倉金章介の『あんみつ姫』をリメイクしたテレビアニメ作品が放映された際に、これに先行する形で『なかよし』では竹本が同作のリメイク漫画作品(以下、竹本版)を連載したことが挙げられるが、このテレビアニメは竹本版とはキャラクターデザイン[注 1] もストーリーもまるで別物で、特徴的なことと言えば本来アニメ企画用に用意されたオリジナルキャラクターである隣国の若殿様・さくらもち太郎が竹本版に登場していたという点くらいであった[注 2]。 1980年代には当時の講談社・東映動画の日曜朝の放映枠で『魔法使いさんおしずかに!』がアニメ化候補となったこともあるものの、この時に実際にアニメ化された作品は『はーいステップジュン』であり[4] 制作には至らなかった[5]。1992年にはとあるアニメ制作プロダクションから海洋少女冒険もののアニメ企画のキャラクターデザインの依頼が持ち込まれたものの、竹本曰く「その企画は流れた」という[6]。その後も『MAGI×ES テレビゲームソフトについては、コンシューマ機用のものを中心に過去に数作発売されている。しかし、企画段階で頓挫した作品、制作中止になった作品も多い。また発売された作品もゲーム性の低いマルチメディア作品が大半である。上述の『あんみつ姫』ではセガ・マークIII用のテレビゲームソフトも制作されているが、こちらのキャラクターもアニメ版に拠るものである。 ※巻数の記載の無い物は1巻完結。各単行本の出版社は刊行順。「絶版」には品切重版未定を含む。
経歴
人物と作風について.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2018年4月)
独自研究が含まれているおそれがあります。(2018年4月)
メディアミックス展開について
作品リスト
連載中の作品
ねこめ(?わく)(『ハーレクインオリジナル
トゥインクルスターのんのんじー(『楽園 WEB増刊』)
単行本
あおいちゃんパニック!
講談社(KCなかよし、全3巻)〈絶版〉
主婦と生活社(ミッシィコミックスDX、全3巻)〈絶版〉 - 和田慎二によるゲスト寄稿あり
メディアファクトリー(MF文庫、全2巻)〈絶版〉
あかねこの悪魔
エンターブレイン(ビームコミックス、全6巻)
アップルパラダイス(全3巻)
ホビージャパン(ホビージャパンコミックス)〈絶版〉
ノアール出版〈絶版〉
ある日のツヴァイ - 徳間書店(トクマコミックス)〈絶版〉
ある日とある日の猫たち大都社(ダイトコミックス)
あんみつ姫
講談社(ワイドKCなかよし、全4巻)〈絶版〉
宙出版(ミッシィコミックスMSL、全2巻)〈絶版〉
幻冬舎(バーズコミックススペシャル、全2巻)
苺タイムス〈絶版〉 - 講談社(覇王KCデラックス)※短編集
いろいろとかゲームとか - 竹書房(バンブーコミックス)※短編集
『いろいろめもー』シリーズ、『ひよどりタイムス』、『ひよどりにっき』、キャラクターデザインしたゲームの宣伝漫画・取説漫画、等を収録
うさぎパラダイス
ホビージャパン(ホビージャパンコミックス)〈絶版〉
ノアール出版〈絶版〉
乙女アトラス(全2巻)〈絶版〉 - 学習研究社(ノーラコミックスDX)
がーでん姉妹(全7巻) - 竹書房(バンブーコミックス)
かわいいや - 芳文社(まんがタイムKRコミックス)
ここめ不定点 - 芳文社(まんがタイムKRコミックス)
『まんがタイムきららキャラット』2010年11月号付録・独立創刊5周年記念小冊子「キャラットちゃん」/『まんがタイムきらら』2011年7月号・創刊10周年企画記事/『まんがタイムきらら』2012年3月号付録・100号記念小冊子「まんがタイムきらら いちまるまる」/『まんがタイムきらら』2013年12月号付録・三者三葉プチアンソロジー小冊子「十者三葉」の各号への寄稿を収録
さくらの境(全4巻) - メディアファクトリー(MFコミックス)『MAGI×ES』連載開始に伴いページ数を減らして並行連載、TVドラマ化の企画もあったが立ち消えとなっている。(2004年11月号 - 2008年10月号)
さよりなパラレル(全4巻)
竹書房(バンブーコミックス)〈絶版〉
角川書店(カドカワコミックス・ドラゴンJr.)〈絶版〉
しましま曜日(全2巻)
アスキー(アスキーコミックス)〈絶版〉
エンターブレイン(ビームコミックス)
シンリャクモノデ(全3巻) - エンターブレイン(ビームコミックス)
せ?ふくもの〈絶版〉 - 主婦と生活社(ミッシィコミックスDX)→宙出版(同)
竹本泉のいろいろぶっく - ソフトバンククリエイティブ
ちまりまわるつ
主婦と生活社(ミッシィコミックスDX)→宙出版(同)〈絶版〉
朝日ソノラマ (Izumi Takemoto dashinaoshi)〈絶版〉
ちょっとコマーシャル ※短編集
講談社(KCなかよし)〈絶版〉
エンターブレイン(ビームコミックス)
併録作品:にっちもさっちもひとみちゃん/すすみ時計は大きらい/屋根裏のセレナーデ/1+1=3ドイッチ
てきぱきワーキン♥ラブ(全6巻) - アスキー(アスキーコミックス、1巻)→アスペクト(アスペクトコミックス、2-4巻)→エンターブレイン(ビームコミックス、1、5、6巻)
てけてけマイハート(全10巻) - 竹書房(バンブーコミックス)『まんがライフ』にて2000年2月号から2012年2月号まで連載された。
とある日のクル - 学習研究社(ピチコミックス)〈絶版〉
ととある日のクル(全4巻) - 秋水社&大都社(ダイトコミックス)『ねことも』にてVol.1(2009年)から連載。