株式会社竹書房
Takeshobo Co., Ltd.
種類株式会社
本社所在地 日本
〒102-0075
東京都千代田区三番町8番地1
三番町東急ビル 6階[1]
設立1972年(昭和47年)10月
業種情報・通信業
法人番号7010001022093
株式会社竹書房(たけしょぼう、TAKESHOBO Co., Ltd.)は、日本の出版社。所在地は東京都千代田区三番町8-1三番町東急ビル6階。 1972年10月に野口恭一郎によって設立され、日本初の麻雀専門誌『月刊近代麻雀』を創刊する。その後、麻雀漫画専門誌や4コマ漫画専門誌の発行も始めた。 現在は漫画雑誌や漫画単行本、小説、官能小説、写真集などを出版しており、麻雀ビデオや映画、海外ドラマ、イメージビデオなどの映像ソフトの販売も行っている。 ライブドアが配信していたデイリー4コマとの作者間の交流や4コマ新人賞「Y-1グランプリ」を共同で主催し、前述の「デイリー4コマ」内において、ライブドアとの共同運営で4コマウェブコミック配信サイト「まんがライフWIN」を開設していた。現在は「デイリー4コマ」の更新終了・閉鎖に伴って「まんがライフWIN」を竹書房の独自運営とし、「Y-1グランプリ」に代わって「新人4コマ杯」を創設している。 このほか、製作委員会方式に頼らない放送時間5分(正味2 - 3分)のミニアニメにも参入。その第1作となった『森田さんは無口』がローコストで収益を上げられたことから、徐々に放映本数を増やしていたが、『ちとせげっちゅ!!』以降は製作委員会方式になっている。 レーベルは独自レーベルを持つ『近代麻雀』を除き、コンビニコミックを含めてバンブーコミックスから刊行されている。 各誌のジャンル別分類は、竹書房公式ウェブサイトにおける分類[7]、およびWebアーカイブで確認できる公式ウェブサイトに準拠する[8]。
概要
沿革
1972年
10月 - 野口恭一郎が株式会社竹書房を創業
11月 - 日本初の麻雀専門誌『月刊近代麻雀』創刊
1975年11月 - 創業地に本社ビル完成
1979年
1月 - 「白い牙」などの名作冒険小説を漫画化したビッグアドベンチャー・シリーズを創刊
12月 - 『フリテンくん』創刊
1980年12月 - 麻雀劇画専門誌『月刊近代麻雀オリジナル』創刊
1981年
8月 - 4コマ漫画誌『月刊ギャグダ』(後の月刊まんがライフ)創刊
12月 - 『月刊別冊近代麻雀』(現・近代麻雀)創刊
1985年8月 - 『月刊近代麻雀ゴールド』創刊
1987年8月 - 社長の野口恭一郎が会長に、専務取締役の高橋一平が社長にそれぞれ就任。創業地に新本社ビル完成
1988年7月 - 『まんがライフオリジナル』創刊
1989年
7月 - 「第1回麻雀史上最強位戦」開催
1991年10月 - 写真集『日時計』を刊行。写真集事業を開始
1993年
10月 - 耽美コミック『麗人』発刊
11月 - 第1回製作出資作品、アニメーション映画「ぼのぼの」公開
12月 - 立川談志の独演会『ひとり会』をビデオとして初めて商品化
1994年
9月 - 『田島みるくの本当にあった愉快な話』(現『本当にあった愉快な話』)発刊
10月 - 「碧奇魂ブルーシード」(「コミックガンマ」連載)TVアニメ化
1995年12月 - アイドルビデオシリーズの発売を開始
1997年11月 - 日本初の美少女フィギュア専門誌「レプリカント」創刊
1999年4月 - 千葉県夷隅郡(現・いすみ市)に『麻雀博物館』設立
2004年4月 - 「ホテリアー」ノベライズ。以降韓国ドラマ書籍を多数刊行
2005年5月 - 韓国ドラマ「ロー・ファーム法律事務所」DVD-BOX発売。以降韓国ドラマDVDを多数リリース
2009年4月 - WEBコミックサイト『まんがライフWIN』スタート
2011年
8月 - 社長の高橋一平が会長に専務取締役の牧村康正が社長にそれぞれ就任
11月 - 「麗人uno!」配信開始
12月 - 「Qpa」配信開始
2013年
後藤明信が社長に就任
12月 - WEBコミックサイト『WEBコミックガンマ』スタート
2017年4月 - WEBコミックサイト『ストーリアダッシュ』スタート
2018年4月 - WEBコミックサイト『WEBコミックガンマぷらす』スタート
2019年9月 - 株式会社Bizconcierとエンターテインメント領域における共同事業を行う合弁会社Take-Tech株式会社を設立[5]
2021年3月 - 千代田区飯田橋から千代田区三番町へ本社移転
2023年12月 - 専務取締役の宮田純孝が社長に就任[6]
雑誌一覧
発売中の雑誌
麻雀劇画誌
近代麻雀(毎月1日発売)
劇画誌
月刊劇漫スペシャル(毎月18日発売)
4コマ誌・ショートコミック誌
まんがライフオリジナル(毎月11日発売)
本当にあった愉快な話(毎月30日発売)
増刊本当にあった愉快な話(不定期刊)
ボーイズラブコミック誌
麗人(偶数月9日発売)
デジタルコミック誌
恋愛天国
麗人uno!
Qpa
ムック
レプリカントEX ※1997年創刊の美少女フィギュア専門誌
野球太郎(発行元:イマジニア株式会社ナックルボールスタジアム) - 36号以降。35号までは廣済堂出版より発売。
かつて発行していた雑誌
麻雀雑誌
月刊近代麻雀(1973年-1987年[9])
別冊近代麻雀(1975年)→ジャンケン(1975年-1977年[10])
麻雀劇画誌
近代麻雀オリジナル(1977年-2013年[11])※継続後誌は「キスカ」
近代麻雀ゴールド(1987年-2006年[12])※継続後誌は「近代麻雀ギャンブルCOM」
劇画誌
長編読切時代劇(2013年)
4コマ誌・ショートコミック誌
まんがライフ(1981年-2022年[13])
まんがくらぶ(1987年-2020年)
まんがライフバラエティー(1991年-1994年)[14]
まんがくらぶオリジナル(1999年-2014年)
あにまるパラダイス
すくすくパラダイス(2003年-2013年)
まんがライフMOMO(2008年-2018年)
まんがライフSTORIA(2013年-2019年)※ウェブコミック配信サイト『ストーリアダッシュ』へ移行
本当にあった愉快な話芸能ズキュン!(-2022年)[注 1]
まんがライフセレクション
情報誌
月刊メンズストリート(2004年 - 2008年)[15]
Nicky(ニッキー) ※女性ファッション誌。2012年セブン&アイ出版に移管[16]。
Top Yell(2011年-2018年[17]) ※「特冊新鮮組DX」からアイドル雑誌にリニューアル。現在はオンラインメディア『Top Yell NEO』に移行。
青年コミック誌
ドキッ!(1997年-2012年[18])
ドキッ!スペシャル(2004年-2010年[19])
えっち一本勝負→ナマイキッ!(1998年-2018年[20])
ビタマン(1998年-2018年)[注 2]
コミックマーブル(2007年-2009年)
キスカ
レディースコミック誌
Lady's comic rouge(1993年-1999年[21])
ウーマン劇場(毎月6日発売)
ご近所スキャンダル(2001年-2014年[22])
本当にあったご近所スキャンダル(2004年-2008年[23])
ほんとうに怖いご近所スキャンダル
まんがグリム童話スキャンダル(2005年-2007年[24])→禁断のグリム童話スキャンダル(2007年)
愛の体験スペシャルDX(1997年-2013年[25])
恋愛天国(2004年-2019年[26])
Miniパラ(2004年-2015年[27])
ボーイズラブコミック誌
麗人Bravo!
パチンコ誌・パチスロ誌
漫画パチンコ777(1990年-2017年[28])
スーパーパチスロ777(1992年-2017年)
最新パチンコ(勝)大作戦(1993年-1997年)→パチンコ(勝)(1997年-1999年)→パチンコ勝(1999年-2005年[29])→パチンコ(得)プラス!(2005年-2006年[30])[31]
漫画パチンコランド(2005年-2012年)→漫画パチンコドル箱777(2012年-2014年)
漫画パチスロランド(2006年-2007年)
パチスロ777プロフェッショナル(2012年-2015年)
実話大衆誌
実話ニッポン(編集:玄武社、1982年-1996年[32])→実話芸能ニッポン(編集:玄武社、1996年-1998年[33])→芸能ニッポン(1998年-2004年[34])※雑誌コードを引き継いで「月刊メンズストリート」新創刊[35]
実話ドキュメント(1983年-2013年) ※マイウェイ出版→ジェイズ・恵文社へ移管。
特冊新鮮組(1991年-2005年[36])→特冊新鮮組TIMES(2005年-2006年)→特冊新鮮組DX(2006年-2011年[37])※継続後誌は「Top Yell」
増刊特冊新鮮組DX
人妻新鮮組(2006年-2013年[38])
特冊快援隊
海賊No.1(2000年-2009年[39])
実話時報(2007年-2012年[40])→実話時報ゴールデン(2012年-2015年)
デジタルコミック誌
近代漫画(2014年-2017年)
その他(分類不明)
漫画ギャンブルパンチ
月刊ごめんなすって(1984年) - に創刊[41]。
月刊シンバッド(1989年-1991年)
ヤングクラブ
月刊まんがパロ野球ニュース(1991年-1998年[42])→月刊スポコミ(1998年[43])※雑誌コードを引き継ぎ「まんがくらぶオリジナル」新創刊。