竹島
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この項目では、日本海に所在し、日本韓国北朝鮮領有権を主張している島について説明しています。

その他の竹島については「竹島 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

この島の領土問題の詳細については「竹島問題」をご覧ください。

「独島」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「独島 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

竹島外交紛争のある諸島
北側から見た竹島。 左が女島(東島)、右が男島(西島)。
地理
所在地日本海
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度14分30秒 東経131度52分00秒 / 北緯37.24167度 東経131.86667度 / 37.24167; 131.86667座標: 北緯37度14分30秒 東経131度52分00秒 / 北緯37.24167度 東経131.86667度 / 37.24167; 131.86667
島数2島 37岩礁
主要な島男島、女島
最高地.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

男島 (北緯37度14分30.5秒 東経131度51分54.6秒 / 北緯37.241806度 東経131.865167度 / 37.241806; 131.865167)

実効支配

 韓国
慶尚北道
鬱陵郡 鬱陵邑 独島里

領有権主張

 北朝鮮


 日本
市町村 島根県 隠岐郡 隠岐の島町 竹島

人口統計
人口47
(警備隊員 40人
灯台管理員 5人
管理事務所職員 2人) (2013年9月[1]現在)
竹島の位置

竹島
韓国・北朝鮮での表記
ハングル??
漢字獨島

発音記号
RR式Dokdo
MR式Tokto

日本での表記(ハングル表記)
ハングル????(?)(韓国)
????(?)(北朝鮮)
漢字-

発音記号
RR式Dakesima(seom)(韓国)
Dakkesima(seom)(北朝鮮)
MR式Tak'eshima(s?m)(韓国)
Takkeshima(s?m)(北朝鮮)

日本での表記
漢字 竹島
ひらがな たけしま

Transcriptions
ローマ字Takeshima

竹島(たけしま、英語: Takeshima)は、日本海の南西部、日本隠岐諸島韓国鬱陵島の間に位置する岩山からなる[2]

日本、韓国がともに領有権を主張しており、韓国では独島(どくとう、朝鮮語: ??、英語: Dokdo)と呼称されている[2]他、中立の立場をとる第三国ではリアンクール岩礁(リアンクールがんしょう、英語: Liancourt Rocks)と呼ばれている。以前は人の住めない無人島であったが[2]、現在は韓国の沿岸警備隊が常駐し支配し、日本と韓国の対立関係が続いている[3]
概要

男島(西島)、女島(東島)と周辺の岩礁群からなる総面積約0.20km2の竹島は、17世紀半ばに日本の領土権が確立され、1905年に島根県に編入された。しかし、第二次世界大戦後の1952年、韓国は「李承晩ライン」を設定し、竹島の領有と漁業轄権を主張。その後も、警備隊員の常駐、監視所の設置などを続けている[4]
名称
日本での名称「竹島外一島」も参照

日本において竹島と呼んでいる。また、幕末以前は「松島」と呼ばれ、鬱陵島が「竹島」[5]と呼ばれていた。少なくとも1876年には隠岐国の島嶼の一つとして「竹島(現在の鬱陵島)」「松島(現在の竹島)」の記載を見ることができる[6][7]

幕末から明治中期にかけて西洋の地図の流入による島名の混乱[8][9][10]があったが、1905年(明治38年)現在の竹島を正式に島根県へ編入した時より「竹島」と呼んでいる。
韓国・北朝鮮での名称詳細は「于山島」および「石島 (韓国)」を参照

韓国・北朝鮮においては「独島(獨島、トクト[注 1]、??、Dokdo)」と呼んでいる。韓国では、歴史書『太宗実録』太宗17年(1417年)の条に初出する「于山島」が現在の竹島であるとしており、一時1900年大韓帝国「勅令第四十一号」にある「石島」という呼称に変わり、1906年までに「独島」という名称に変更したとしている。なお「独島」表記の初出は、日本海軍 防護巡洋艦 新高1904年9月の日誌にある「韓人これを獨島と書し」という記録があり、この時鬱陵島の朝鮮人が独島と呼んでいたということがわかる[11]
その他

他の国では、中立的立場から「リアンクール岩礁(Liancourt Rocks)」などと呼ばれている。この名称は、1849年ヨーロッパで初めてこの島を発見したフランス捕鯨船 Liancourt 号の船名にちなんでいる。
地理・自然

竹島は、北緯371430東経131度52分に位置する[注 2][12]

女島(東島)、男島(西島)と呼ばれる2つの小島とその周辺の総計37の岩礁からなる。総面積は約0.21平方キロメートルで、東京ドーム5つほどの大きさである。最頂部は男島が海抜168メートル(北緯37度14分30.5秒 東経131度51分54.6秒 / 北緯37.241806度 東経131.865167度 / 37.241806; 131.865167)、女島が海抜98メートル(北緯37度14分26.8秒 東経131度52分10.5秒 / 北緯37.240778度 東経131.869583度 / 37.240778; 131.869583)。周囲は断崖絶壁で、飲料水に乏しく、人の住みにくい環境である。

なお、日本の国土地理院が2007年12月に発行した竹島の2万5千分の1の地形図では二つの島について「東島」と「西島」と表記しているが[13]隠岐の島町では資料の調査や聞き取り調査を行い、2つの島について「女島(めじま)(東島(ひがしじま))」と「男島(おじま)(西島(にしじま))」とするとともに岩礁や湾などの名称を定めて2013年6月に国土地理院に申請した[13][14]

隠岐と竹島の距離は両島の一番近い所で約157キロメートル鬱陵島と竹島の距離は両島の一番近い所で約87キロメートルである[注 3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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