竹の子すくすく
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竹の子すくすく
ジャンル
テレビドラマ
脚本柴英三郎田上雄
演出大井素宏、鈴木宏男
出演者船越英二
片平なぎさ
鶴見辰吾
山本伸吾
藤間紫
朝丘雪路
水野久美
佐野浅夫
吉沢京子

音楽いずみたく
言語日本語
製作
プロデューサー木村幹
制作テレビ朝日

放送
放送国・地域 日本
放送期間1977年12月1日?1978年4月20日
放送時間木曜日21:00?21:54
放送枠ナショナルゴールデン劇場
放送分54分
回数21回
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「竹の子すくすく」(たけのこすくすく)は、1977年12月1日から1978年4月20日までテレビ朝日系列において「ナショナルゴールデン劇場」枠で放映されていたテレビドラマ。全21話。
概要

同じナショナルゴールデン劇場の『だいこんの花』に始まる、『野菜シリーズ』第10弾[1]竹の子のようにすくすく育った姉弟が突然主人公らのいる町に現れ、やがて波乱を起こすといった物語[1]

東京・浅草紺屋(染物屋)「及川屋」の主人・及川完治は5年前、川崎市に出掛けた時に偶然交通事故を目撃、それ以来その事故で遺児となった唐島サチ子・雄太の姉弟に、自らは「竹林茂」を名乗って、川崎市福祉事務所の矢崎市子を通して毎月3万円ずつ、妻には内緒で援助を続けていた。姉弟は完治が「竹村のおじさん」だとは知らなかった。そんな姉弟はある時、完治のいる浅草に竹の子のように突然ひょっこり現れる。そして、サチ子が間もなく18歳になって児童福祉法の適用を外れることを思い、完治の身近に置いて二人を見守って欲しいと考えて、アパート「あけぼの荘」で完治の甥・高須鉄太郎の住む部屋の隣に姉弟を引っ越させた[1][2]

本作は鶴見辰吾のデビュー作。オーディションで2,582人の応募者の中から選ばれた[3]
スタッフ

原案:
柴英三郎[4]

脚本:柴英三郎、田上雄

プロデューサー:木村幹[4]

演出:大井素宏、鈴木宏男

音楽:いずみたく[4]

出演

及川完治〈49〉:
船越英二及川屋の主人。いい人ではあるが、相当な頑固でカッともなりやすい。そして感情が豊かで、色々物事に感じやすい多情多感[4]

唐島サチ子〈18〉:片平なぎさ独立心が強く行動力旺盛で、精一杯突っ張っているが、明るい茶目っ気さもある[4]。後に雪子がマダムを務めるバー「ゴロン」でも働く。

唐島雄太〈14〉:鶴見辰吾サチ子の弟。親が居ない寂しさからか、暴れ出すと手に負えなくなるところがある[4]

高須鉄太郎〈21〉:山本伸吾

及川加代〈50〉:藤間紫完治の妻。気っ風が良くて情けが厚く世話好き。しかしどんな些細なことでも相談が無いとむっとするところあり[4]

及川保〈24〉:夏夕介完治の息子。スポーツのことと大飯食い以外には特に興味を持たない[4]

中原雪子〈35〉(バー「ゴロン」のマダム):朝丘雪路

矢崎市子〈32〉(児童福祉士):水野久美

百武松造〈55〉:佐野浅夫長屋の主人。無口で地味で、完治曰く「藍瓶に長く漬け込んで引き上げた布のような人物」[4]

百武美々子〈22〉:吉沢京子松造の長女。藍染の袢纏が良く似合うと言われているが、無口さと酒の強さは父親譲り[4]

百武奈美子〈16〉(松造の次女):大場久美子

馬場耕吉〈50〉(床屋):荒井注

馬場ツネ〈38〉(耕吉の妻):大山のぶ代

人見寅夫〈26〉(トラさん、紺屋職人):パンチョ加賀美

有馬六郎〈30〉(ロクさん、紺屋職人):鈴木ヒロミツ

浅井(担当医):鷹西政博

初枝:木暮実千代

持田キナ子〈20〉:木ノ葉のこ

阿部マリヤ〈20〉:あかは由紀

広美:池上季実子 ※第15話に登場

トキ子:佐藤富美子 ※第16話に登場

ハルミ(及川屋の得意先の令嬢):沢田亜矢子

加納徳三(完治の兄弟子):藤岡琢也

放映リスト

話数放送日サブタイトル脚本演出
11977年12月1日藍染のアイは愛の色柴 英三郎大井素宏
21977年12月8日神様のおつり
31977年12月15日背伸びはびくびく
41977年12月22日足の長さ計ります
51977年12月29日匿名紅白歌合戦
61978年1月5日初しごと初すべり
71978年1月12日おじ様はブーツが嫌い
81978年1月19日突然ニョッキリ鈴木宏男
91978年1月26日私が竹林茂です大井素宏
101978年2月2日早春のまちがい
111978年2月9日竹にスズメ
121978年2月16日お金で買えるか嫁さんは鈴木宏男
131978年2月23日秘密発覚大井素宏
141978年3月2日UFO田上雄鈴木宏男
151978年3月9日隠し子スキャンダル大井素宏
161978年3月16日春のめざめ柴 英三郎
171978年3月23日私の将来真っ暗闇よ田上雄
181978年3月30日パックとマラソン柴 英三郎
191978年4月6日父と娘田上雄
201978年4月13日加害者見つかる
211978年4月20日愛は隣りに住んでいた柴 英三郎

脚注[脚注の使い方]^ a b c 京都新聞 1977年12月1日テレビ欄 本作の紹介記事
^ 週刊TVガイド 1977年12月2日号 p.127 本作の紹介記事
^ 週刊TVガイド 1977年12月2日号 p.112 本作の紹介記事
^ a b c d e f g h i j 週刊テレビ番組(東京ポスト)1977年12月2日号「特選テレビ劇場」ページ


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