競馬場
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出典検索?: "競馬場" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2014年7月)
競馬場での競馬

競馬場(けいばじょう)とは、競馬を行う施設である。

狭義の競馬場は競走馬による競走(レース)を行うための馬場(コース)そのものを意味するが多くの場合、レース観戦のためのスタンドなどコース周辺に設置される様々な施設をも含めた総称を競馬場という。

競馬場には競走を行うに当たって必要な馬場や競馬を円滑に行うための各設備のほか、観客が来場ならびに観戦に必要な設備を有することが多い。
歴史

近代競馬の基礎が築かれたイギリスの競馬では、ヘンリー8世の治世下にあった1540年チェスターの郊外にあるルーディに初の常設競馬場(チェスター競馬場)が設けられた[1]1711年にはアン女王ウィンザー城にほど近いアスコットに王室所有のアスコット競馬場を開設した[1]。イギリスの競馬場のロイヤル・エンクロージャー(Royal Enclosure)と呼ばれるエリアにはドレスコードが設けられており、現代に至るまで競馬場は社交場として機能している[1]

このようにもっぱら競走を行う目的の施設が建造されるようになった歴史は他の様々な競技と比べても古く、一般的に英語でRacecourseあるいはRacetrack(主にアメリカ)といえば、馬を意味するhorseという単語を明示せずとも競馬場を意味しており、敢えてhorseという単語が明示されることは少なく、例えば中央競馬の競馬場の英語名も東京競馬場がTokyo Racecourseとされている[2]。なお、競馬以外を行うコース・トラックはrace courseあるいはrace trackというように単語を切り離して表現される。
馬場・コース・走路

競馬の競走を行うためのコースのこと。走路とも呼ばれる。材質、形態など様々でありあり、また本馬場の内部にも様々な設備がある。

本馬場は1つ以上からなり、大きな競馬場となると平地競走用の馬場のほかに障害競走用の馬場などが別途設けられる。さらに練習用の馬場が併設される場合もある。

なお、記事中の「馬場」「コース」「走路」は、基本的に同一の設備を指す。
馬場の材質.mw-parser-output .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .trow>.thumbcaption{text-align:center}}芝コースダートコース

馬場に使われる素材としてはダート、ウッドチップ、オールウェザーなどがあり、複数種類の馬場が設けられている競馬場もある。

日本中央競馬の芝コースは競馬場によって野芝のコース、洋芝のコース、「オーバーシード」を施したコースとある。各競馬場の造園課により芝が養生され、ラチなどを組みあわせて開催時期にあった管理が行われている。

日本のダートコースは昔は砂馬場(現在、日本には砂馬場は存在しない)と呼ばれていたものを改良したものである。アメリカ合衆国のダートコースを模範に導入したとされているがアメリカと日本の気候の違いから日本では日本の気候にあったダートコースが整備されており、アメリカのダートコースとは異なる。

ウッドチップコースは木の屑などを敷き詰めた馬場である。芝コースに比べて足への負担が軽いとされている。ウッドチップコースは調教用にのみ用いられ、実際の競走では用いられない。日本の競馬場では函館競馬場門別競馬場に設置されている(その他、トレーニングセンターや育成牧場に設置されている)。

近年はオールウェザーと呼ばれる人工素材を利用したコースが世界の複数の競馬場で導入されている。現在、日本の競馬場では人工素材のコースは存在していないが、競走馬の育成・調教施設には導入しているところもある。「馬場状態」も参照
馬場の形態

コースレイアウトは一般的にはトラック状が多いが、そうでないものも多い。トラック状であっても歪な形や多角形をしたコースや、直線を組み合わせたコースなど様々である。

日本においてはばんえい競馬を除き、トラック状のコースが採用されている。アメリカにはトラック状のコースが多い。ヨーロッパでは元々存在した自然地形を利用して設計された競馬場が多いため、不定形な形状のものが多い。極端な場合にはスコットランドのハミルトンパーク競馬場(Hamilton Park Racecourse)の様に1マイル近い芝の直線コースの先端部近くに長距離走用の小さな折り返し用コースを組み合わせだけ[3]という、さながら鰻の寝床の様なコースすら存在する[注 1]。ばんえい競馬(帯広競馬場)は直線200メートルの走路上に、2箇所の山(障害)が設置されている[4]

トラック状のコースはほとんどの場合、コース毎に周回方向が決まっており両回りに対応するコースは極めて稀である[注 2]。アメリカでは全てのトラックコースを持つ競馬場が左回りで統一されているが、大半の国では周回方向の統一はされていない。

なお、日本においては観客席からみて目の前の直線の最後に決勝線が設けられている。
スパイラルカーブ

スパイラルカーブとは、入口から出口にかけて半径が小さくなる複合曲線によって構成されるコーナーのこと。進入時(1コーナー、3コーナー)にゆるやかで徐々に2コーナー、4コーナーになるにつれてきつくなるため、コーナー進入時はスピードを落とさずに進入でき徐々にコーナーがきつくなるので外に膨らみやすく、最後の直線で馬群がばらけやすいといわれている。

中央競馬のローカル開催場、あるいは地方競馬場の多くのコーナーがスパイラルカーブを採用している。これらの競馬場は4大主場(東京競馬場中山競馬場京都競馬場阪神競馬場)に比べてコースの幅員が狭い上、最後の直線が短い。そのため最後の直線でコースロスの少ない内側に馬が密集してしまうと前の馬を裁くのに手間取り、差しや追い込みが決まりにくくなってしまう。進路妨害行為や落馬事故発生の可能性も充分考えられる。その結果、多くの競走が逃げ、先行だけで決まってしまうという単調なものになってしまうため競走をより多様なものにするのにスパイラルカーブが導入されている。これらの競馬場では最後の直線が短いことから3コーナー手前、早い場合には向こう正面から後方にいた馬がコースの外側を回り、内側の馬を捲くっていく戦法も多く取られるが、これもコーナー進入時にスピードを落とさなくていいスパイラルカーブの特性が生かされている。なお、前述のようにスパイラルコーナーを採用した場合馬群がばらけやすいため、芝コースの馬場内側を保全する効果も得られるとされている。

但し、スパイラルカーブを採用する場合はコースの周回方向が決まっている事が前提となり、逆回りコースへ改修する際は大幅な改修を要することとなる[注 3]。また、特異な例ではあるが両回りコース[注 2]とするのは困難となる。
オープンストレッチ

オープンストレッチとは、ゴール前の直線において他の区間よりも内ラチを広く取るコース形状のことを指す。通常のコースと異なり内側閉じ込められていた馬が内側に出ることで前詰まりを防ぐことが出来る。

フランスのパリロンシャン競馬場では凱旋門賞ウィークでのみ使われており、仮柵から解放された内側コースの芝は良好となっている。そのため、前方で走る馬にも走りやすいというメリットが存在する。
馬場の呼称


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