競馬ファン
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この項目では、競馬のファン(愛好家)について説明しています。中央競馬の競馬予想紙「競馬ファン」と出版元については「競馬エース」をご覧ください。
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独自研究が含まれているおそれがあります。(2012年11月)


競馬ファン(けいばファン)とは競馬趣味にしている人のことである。
競馬観戦
欧州の競馬

近代競馬の基礎を築いたイギリスでは歴史的には王侯貴族や富裕地主の庇護を受けて競馬が盛んになったが、競馬人気の高まりとともに労働者階級にも浸透した[1]

イギリスの競馬場のロイヤル・エンクロージャー(Royal Enclosure)と呼ばれるエリアにはドレスコードがあり、現代に至るまで競馬場は社交場としても機能している[1]

一般観戦客も含めてであるが、ヨーロッパ諸国(イギリスフランス等)では観戦者の男性は概ね紳士服背広等)で競馬場に入場の上観戦している例も見られる(ヨーロッパ関連はこの他にもパドックで馬を曳いている厩務員が背広姿である例も散見される。日本でもジャパンカップでは国外の競走馬を担当する厩務員に見られることがある[2])。イギリスの競馬場については「貴族、アッパーとワーキングクラスで入場門が違う」などとも言われるが香港の競馬場等でも費用負担とそれに見合うエリアでの楽しみ方は分かれており、殊更差別的であるわけではない。
日本の競馬日本の競馬文化については「日本の競馬#日本の競馬文化」を参照

競馬の黎明期、すなわちかなり古くから競馬を趣味とする人は存在していたが趣味の対象となったのはもっぱらギャンブルとしての競馬であった。しかし1973年ハイセイコーが活躍して以降は「競馬はロマン」という価値観を持つファンが増加し、その後競馬ファンの趣味の対象はさらに多様化した。
日本の中央競馬での競馬ブーム
第一次競馬ブーム道の駅サラブレッドロード新冠のハイセイコー像1973年に起こったブーム。ハイセイコーの活躍を契機として起こったため、「ハイセイコーブーム」とも呼ばれる。このブームで、それまで極めて少なかった女性の競馬ファン[注 1]が徐々にではあるが増え始めた。ハイセイコーが引退してそのブームが沈静化しても競馬場の入場人員は増え続け、中央競馬では1975年には過去最高の年間観客動員数となる延べ約1500万人を記録した[3]。この時をピークに、以後は現在に至るまで観客動員が減少傾向となるが、翌年1976年から翌々年の1977年にはTTG[注 2]が名勝負を演じて競馬人気に貢献した。また、1959年公営競技についての答申では「公営競技は社会的に好ましくない影響があるので、過度の宣伝行為を行わないよう自粛する」とされていたものが、1979年の答申では、公営競技の弊害は認めつつも増設(場外馬券)や宣伝を認めた。これを受けて中央競馬会は直ちに年間事業計画に広報部門の基本方針を盛り込んだ。以降若者・女性をターゲットにした広報が広まることとなり若者・女性ファンが広まった。こうして日本の公営ギャンブルは大衆娯楽であると同時に、政府・自治体の集金マシンとしての機能を強めていくこととなった[4]
第二次競馬ブーム笠松競馬場にあるオグリキャップの銅像武豊(2023年)1980年代後半より1990年代前半にかけて起こったブーム。武豊オグリキャップの活躍、およびバブル景気との相乗効果が要因とされる[5]タマモクロスサッカーボーイ平成三強と呼ばれたオグリキャップスーパークリークイナリワン、さらにはアイネスフウジンメジロライアンメジロマックイーントウカイテイオーなどの名馬の活躍、1988年に公開された競馬映画『優駿 ORACION』のヒットも競馬人気に貢献した。競走馬の活躍だけが発端となった前回の第一次競馬ブームとは異なり、この第二次競馬ブームでは競走馬だけではなく騎手の活躍もブーム発生の要因となり、競走馬だけではなく騎手などの競馬関係者にも目を向けるようになったファンも急増したことから、前回を遥かに超える規模のブームとなった。前回と同様に比較的若い女性のみならず、前回にはなかった、勝馬投票券購入不可能な幼年層の子供の競馬ファンまでもが急増し、一種の社会現象にもなった。具体的な現象としては、第一次ブーム下の1973年に記録された東京優駿での最多入場者記録(約16万人)が1990年に破られた(19万6517人)[6]。オグリキャップの引退レースとなる第35回有馬記念でも、入場者数が17万7779人となった。また、中央競馬の売上も急増し、1987年には2兆円弱であったものが1990年には3兆円を超えた[7]。その後も増え続け、1997年には4兆円を超えたこともあったが、20世紀末より減少傾向となった。その後、1990年代より2000年代にかけて『みどりのマキバオー』や『馬なり1ハロン劇場』、『風のシルフィード』などの競馬漫画のヒットや『ダービースタリオン』や『ウイニングポストシリーズ』、さらに『STARHORSE』などの競馬ゲームのヒットなどにより、幼年層より若年層に掛けての競馬ファンが性別を問わずに増えた。
競馬場での観戦フランス・ロンシャン競馬場で応援幕を張る日本の競馬ファン(2006年 凱旋門賞)

日本においては競馬場に来場するファンや観客が比較的多く、1987年の第7回ジャパンカップを優勝したルグロリューの各陣営はインタビューで「日本では(各国と比較して)観客の多さが印象に残った」と語っていた[8]

日本の競馬ファンは観戦時、パドックなどで騎手に罵声や暴言を浴びせる傾向がある[9]。騎手の武豊は「はっきり言って、日本の競馬ファンの質はとっても悪いと、僕も思う」と述べ[9]、日本では「負けて帰ってきたとき、何をされるかわからない」[9]と語り、日本以外の国との比較において「いちばん悪いですね、日本が」[10]と評している。武に対しても罵声や暴言を浴びせるファンが存在するため、武はいちいち気にしてたらきりがないとしつつも、「でも、頭にきますよ。


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