競歩
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この項目「競歩」は加筆依頼に出されており、内容をより充実させるために次の点に関する加筆が求められています。
加筆の要点 - 競技の歴史、特に発祥
(貼付後はWikipedia:加筆依頼のページに依頼内容を記述してください。記述が無いとタグは除去されます)
(2016年2月)
2005年世界陸上競技選手権大会における男子20kmの競技模様

競歩(きょうほ)は、トラックあるいは道路上で決められた距離を歩く速さを競う陸上競技種目である。競技会では50kmWのように最後にW (walk) を付けて表記する。
概要1964年東京オリンピック競歩50km折り返し碑(府中市 (東京都)

後述のルールに沿った歩型(フォーム)を維持しながら歩かなければならず、順位やタイムだけでなく厳しいルール(失格)との戦いがある[1]。競歩のルールは幾度か改正が行われている。国際大会の実施種目も近年変更されており、例えば2024年パリオリンピックでは、個人種目の男女20kmと、男女ペアによる42.195kmの混合リレーが行われる。

歩く競技とはいえ、一流競技者となるとその速度は一般人の走っているものにも劣らない。2014年現在、男子50kmの世界記録は3時間32分33秒であり、これをマラソンの距離である42.195kmに換算すると2時間59分20秒である。この換算タイムはいわゆるサブスリーと呼ばれ、マラソンのセミプロランナーレベルである。

また、体力の消耗が激しい場合、マラソンならば速度を落として「歩きだす」といった光景が見られるが、競歩の場合は(スピードは速いが)競技自体が歩いている状態であるうえ、日常生活における普通の歩行法を行うと「ベント・ニー」の反則(後述)と判定され失格になる可能性もあるため、バテてしまうと歩行すら困難になってしまい完歩すら出来なくなるなど、イメージとは裏腹にかなり過酷なスポーツである。近年日本男子勢が強化策の一環としてサロマ湖100キロウルトラマラソンを完歩するという過酷なチャレンジをしている。世界陸連は非公認であるが、2時間などの一定時間で歩いた距離を競う競技や、欧米では100km競歩の競技会も行われ、世界記録も存在する。

道路で実施する競技会の場合、周回コースで行われるため、マラソンなどと比べて応援しやすく、国際大会ともなると時間とともに多くの観衆でコース周辺が埋め尽くされる(マラソンと同様に、公道の場合コース上での観戦は入場料はかからない)。競歩だけの国際大会も盛んで、2年に一度開催される世界競歩チーム選手権大会はまさに世界最大の競歩競技会である。
オリンピック1908年ロンドンオリンピック男子3500m競歩

オリンピックにおける初の競歩競技は、1906年アテネ中間大会で男子トラック競技として1500mと3000mの2種目が行われた。その後、1908年ロンドン大会では3500mと10マイル、1912年ストックホルム大会では10000m1920年アントワープ大会では3000mと10000m、1924年パリ大会では10000mのみが行われた。1932年ロサンゼルス大会からは道路を使用し50kmを実施した。同時に、競歩の定義を「いずれかの足が常に地面から離れないように前進することである」と再確認した[2]

戦後、1948年ロンドン大会1952年ヘルシンキ大会は50kmとトラック10000mが行われ、1956年メルボルン大会で10000mは道路の20kmとなり、それ以降は1976年モントリオール大会で50kmが行われなかったのを除き、男子は50kmと20kmが実施されていた。1964年東京オリンピックでは20kmと50km競技が実施となり、50kmでアブドン・パミッチが2大会連続でメダルを獲得している。

1992年バルセロナ大会では初の女子種目として10kmが実施され、2000年シドニー大会から女子も20kmに延長された。なお、世界陸上においての女子種目は2017年ロンドン大会2019年ドーハ大会において50kmと20kmが実施されている。

2019年2月6日、国際陸連(当時)は、五輪や世界選手権などの競歩の実施種目を、現行の「50kmと20km」から「30kmと10km」に短縮する案を3月の理事会に諮ると発表した。合わせて、歩型違反を判定する靴底の「電子チップ導入」も提案された[3]。3月11日の理事会での協議の結果、電子チップ導入は見送られたが、2022年より競歩の距離は「10kmから35kmまでの間の2種目」と定められた[4]。この結果、50kmは2021年の東京オリンピックを最後に廃止となり[5][4]2022年世界陸上競技選手権大会からは男女とも20km競歩と35km競歩が行われた[6]

また、2024年パリオリンピックでは、42.195kmの男女混合競歩リレーが開催される予定である[7]。個人種目は20kmのみとなった。

全国高等学校総合体育大会には2001年熊本大会から導入された。それまでは普及度の関係で混成競技等と共に別日程(3週間遅れくらい)で全国高校選手権として実施されていた。導入後も普及・競技人口の関係で競歩と混成競技は各地区上位4名まで(2009年までは3名)が全国高等学校総合体育大会出場となる(他種目は上位6名まで)。
ルール
歩型と反則.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}画像提供依頼:競歩でルール違反を示すイエローパドルやレッドパドルの画像提供をお願いします。(2023年7月)

競歩競技の歩型には以下2つの定義が定められている。

常にどちらかの足が地面に接していること(両方の足が地面から離れると、ロス・オブ・コンタクトという反則。以前はリフティングという名称だった)。

前脚は接地の瞬間から地面と垂直になるまで膝を伸ばすこと(曲がるとベント・ニーという反則)。


この2つの定義に違反しているおそれがあると競歩審判員が判断したときに、競技者はイエローパドルを提示される(ロス・オブ・コンタクトの時は波型の書いてあるものを、ベント・ニーの時はくの字が書いてあるもの)。定義に明らかに違反している場合はレッドカードが発行される。

ある競技者に対してのレッドカードが累積3枚になると、競技者は主任審判員よりレッドパドルにより失格を宣告される。ただし、主催者などが「ペナルティゾーン」を採用した競技会では、レッドカードが累積3枚になった競技者はペナルティゾーンにおいて所定の時間(20km競歩では2分、35km競歩では3分30秒など、レース距離10キロに対して1分)待機し、レースに復帰することができる。


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