童謡
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この項目では、日本の近現代の童謡について説明しています。

中国古代の童謡については「童謡 (中国)」をご覧ください。

日本古代の童謡(謡歌)については「童謡 (日本)」をご覧ください。

川端康成の小説については「夕映少女#童謡」をご覧ください。

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出典検索?: "童謡" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2020年9月)
「仲よし家庭音楽会」(ビクター・レコード1961年)のシングルレコード。盤面に「童謡」の文字が見える。

童謡(どうよう)とは、広義には子供向けの、または子供が歌う歌を指す。

狭義には日本において大正時代後期以降、子供に歌われることを目的に作られた文学作品と、それに作曲が施された歌曲を指す。創作童謡とも[1]。この意味で用いる場合は、学校教育用に創作された唱歌や、自然発生的に作られたわらべ歌(自然童謡、伝承童謡)などは含まれない。さらに、従来の(狭義の)童謡を排斥して広められた新しいこどものうたなどを除いて考える場合もある。ただし日本国外で作曲された子供向け歌曲についても、同様の傾向をもつものを日本国内で「童謡」と呼ぶことがある[注釈 1]
歴史
大正時代初期以前

古くは子供の歌といえば、いわゆるわらべ歌であった。明治期に西洋より近代音楽が紹介されると、学校教育用に唱歌(文部省唱歌)と呼ばれる多くの歌が作られた。これらは徳育・情操教育を目的に、主に文語体で書かれ、多くは日本の風景・風俗・訓話などを歌ったものである。

江戸時代には童謡という語はわらべ歌を指し、明治時代から大正時代初期には、子供の歌という意味でも使われていた[1]

1919年(大正8年)にニッポノホンから発売されたお伽歌劇「茶目子の一日」のレコードには盤面に「童謡」の文字がある。
大正時代後期

こうした概念を一部に保持しながら「わらべ歌」「子供の歌」という意味で用いられてきた童謡という語に、「子供に向けて創作された芸術的香気の高い文学作品」という新しい意味付けをしたのは夏目漱石門下の鈴木三重吉である。鈴木は1918年(大正7年)7月、児童雑誌『赤い鳥』の創刊を契機に「芸術味の豊かな、即ち子供等の美しい空想や純な情緒を傷つけないでこれを優しく育むやうな児童文学」を子供たちに与えたいとして、これを「童謡」と定義づけた。さらに当時は「子供たちが書く詩」も童謡と呼んでいた。このため「童謡」という語には1910年代以降、
子供たちが集団的に生み出し、伝承してきたわらべ歌(=伝承童謡)

大人が子供の情操教育のために創作した芸術味豊かな作品(=文学童謡)

子供たちが創作した児童詩

という3つの概念が付与されていた。但し、これらの概念は時代の変遷に伴って変化したり混在したりした経緯もある。2000年代現在では狭義の「童謡」という語は2.の意味で定着しているが、近年ではその概念が拡大解釈され「童謡=子供の歌全般」としてとらえられ、唱歌、わらべ歌、抒情歌、さらにテレビ・アニメの主題歌など全ての子供の歌を「童謡」という語で括ってしまう傾向が目立つ[注釈 2]


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